モテない男の承認欲求をどう満たす? 自慢ばかりの男にならないために

モテない男の承認欲求をどう満たす? 自慢ばかりの男にならないために

男女平等のこの時代、男だからというだけで女性から無条件に尊敬してもらえるという事はありません。

男として、持て余されたこの承認欲求は今の時代、どこではけ口になっているかといえば、SNSなどによる他人へのアピールです。

人と違う体験や、ゴージャスな体験、面白い体験、辛い体験、何もかもをシェアし、見も知らぬ第三者に見てもらう事で承認欲求を満たす事が、若い世代では当たり前のこととなってきました。

今の時代、一度もSNSにふれたことが無いという若い方はいないかもしれません。

しかし、SNSに触れながらも自分の内面に秘めた承認欲求について、理解していないため、飢えに任せるままにSNSに振り回されてしまっている方も中にはいます。

SNSはあくまでもツールの一つでしかありませんが、使い方を間違えると貴重な貴方の時間を奪ってしまうかもしれません。

大人の男として、自分の承認欲求をコントロールし、承認欲求に振り回されないほど良い距離感を知ることが大切です。

男として、承認欲求を持つことは悪いことなのか?

欲求というのは様々な段階があることを意識したことはありますか?

人間の欲望や欲求というのは、段階のピラミットのような構造であり、下の層にある欲求が満たされた時に、次の段階の欲求を求めるようになります。

これは、アメリカの心理学者アブハム・マズローが唱えた説です。

第一の階層『生理的な欲求』

これは生きていくために必要な、本能の欲求をいいます。食欲や睡眠、性欲、というような人間にとって必要な欲求です。

これが満たされることで、次のステージへと進んでいきます。

第二の階層『安全欲求』

安全欲求とは、安心して暮らすという欲求です。例えば雨風が凌げるような家に住みたい。健康で、脅かされない生活ができるようにしたいという思いです。

第三の階層『社会的欲求(帰属欲求)』

安全欲求が満たされると、次は集団に所属したり、仲間を欲したり、社会に属したいというような欲求が生まれます。この欲求が満たされないと、孤独や社会的な不安を感じます。

第四の階層『尊厳欲求(承認欲求)』

ここで、皆さんが苛まれる尊厳欲求、承認欲求のステージに入ります。社会に帰属し、集団に属することで、次に他人から認められたい、尊敬されたいという感情が出てくるのです。

第五の階層『自己実現欲求』

承認欲求が満たされた最後に、自分の能力を引き出し、創作活動などをしたり、自分の力で企業して仕事を成功させるなどの自己実現欲求を求めるようになるのです。

このように、人間の欲求は、下の階層が満たされることで次のステップへと進もうという欲求が生じます。

第三の階層までは、日本に暮らし、学校にいき、社会に出ていると自動的に叶えられる欲求になります。

しかし、承認欲求は普通に暮らしているだけでは得られるものではなく、内面的な心を満たすための高次元な欲求になっていくのです。

第三の欲求までは誰しも意図せず簡単に叶えることができるため、初めて満たされない思いにぶつかるのがこの承認欲求なのです。

子供の頃に親から褒められると嬉しく感じる、先生に褒められると嬉しく感じるというのも全て承認欲求が満たされたからです。

そのことでさらに勉強のやる気が入ったり、もっと褒められようと頑張るように、承認欲求は時として良質なモチベーションにもなるのです。

ですので、承認欲求を持つこと全てが悪いわけではいけません。

承認欲求に振り回されると、迷惑な人、モテない男になる

しかしながら、承認欲求が満たされない場合で、しかもそのことを自分で自覚できていない時、他人にとって迷惑な存在になってしまうことがあります。

例えば大人になってから、誰からも褒められない、認められないというようなことが続くと、承認欲求が満たされず欲求不満が爆発します。

そして誰かに認められたいあまりに、「すごい」「素敵」と思われるように自分を売り込みに行ってしまうのです。

具体的には、このような行動をする人は、承認欲求が満たされておらず自分の売り込みをしてしまっている例です。

  • いつも自分の成功自慢ばかりに話を持っていく
  • 芸能人と知り合いだ、または知人に有名人がいると自慢
  • 昔はやんちゃした、などの昔話ばかりする
  • セレブな持ち物や、生活を自慢する

このように会話で常に相手から「すごいね」「お金持ちなんだ羨ましい」とういような他者からの承認を欲するのです。

しかしこのような会話は、話を聞くがわの相手にとっては苦痛でしかありません。承認欲求に振り回され、いつも会うたびに自慢ばかり、自分のことばかりでは、そのうち周りから人がいなくなります。

そして再び承認欲求が満たされずに、誰彼構わず自慢しまくり煙たがれる困った人になるのです。

女性とのデートなどで、自分がいかにできる男かを自慢したり、仕事の自慢をしたりする男性は、承認欲求に振り回されていると言えます。

女性に凄い、素敵と思ってもらいたいのに、自慢すればするほど相手の女性はうんざりし、結果としてモテない男になってしまうのです。

承認欲求が現実で満たされないと、SNS依存への道に進む

皆さんはSNSで一つ気づいたことはありませんか? それはツイッターやフェイスブック、インスたグラムなどの「いいね」やフォロー数というのが、目に見える他者からの承認なのです。

つまり、SNSは他者の評価や賞賛を、可視化したシステム構造なのです。

SNSは、他人に認められる承認欲求を満たすためのツールとして、非常にわかりやすいサービスなのです。

今まで女性相手に自慢をしていても「すごいね」という相槌一つしかもらえませんが、それがSNSを使うと、何百、何千もの人から「凄いね」「いいね」と承認してもらえるのです。

承認欲求が満たされない方は、手軽に承認欲求を得られるSNSへの依存を高めてしまうのです。

確かにSNSで承認欲求を満たすことは悪いことではありません。それで満足でき、自分の承認を満たされるのならば良いのですが、大抵はどんなにSNSで承認されても、満たされることがありません。

一度でもSNSで賞賛を浴びると、次にもっとその賞賛が欲しくなったり、その体験を手放したくないがために、無理をするようになるのです。

SNSで常に何かを自慢しないと気がすまないようになったり、フォロー数やいいねの数を気にしてしまい、少しでもフォロー数をキープしないとという焦りを覚えるようになるのです。

SNSの中の世界が自分の理想になってしまい、現実世界で他の事が手につかないという状態は、他者からの承認に振り回されてしまい、自分の承認欲求をコントロールできていない状態なのです。

SNSでどんなに他者の承認をあつめても、承認欲求が満たされないのは、それがインターネットの中の虚構の存在である事が原因です。

承認欲求を沈めるためには、SNSにはない別のところで自分のメンタルと向かい合い、その承認欲求について冷静に分析する必要があるのです。

承認欲求はどうすれば満たされ、コントロールできるのか

承認欲求が肥大する理由としては、現実の生活の面での他者から必要とされたり、肯定されることも大切ですが、何よりも自分自身で自分に価値があるという事を認める自己肯定が必要です。

これはベーシックトラストといい、貴方自身がかけがえのない存在であり、愛されている存在であり、生きていても良い、いるだけで価値のある存在という肯定感です。

このベーシックトラストは、子供の頃に親との関係が重要と言われています。

子供の時から「愛しているよ」と言われて育った子は、自己肯定があり他者からの評価である承認欲求には振り回されません。もちろん承認欲求はそれなりにありますが、SNSで過剰なまでに他者承認を欲したり中毒になったり、毎回毎回デートの度に女性に自慢話をしたりするような承認欲求に振り回された行動はとらないのです。

しかし、ベーシックトラストがない場合、自己肯定感が育っていないため、常に他者からの評価を求め承認してもらいたいという欲求に振り回されるようになるのです。

SNS中毒になったり、恋人に依存したり、常に他人からの賞賛を求め、自慢を続け、それでも根本的に満たされず枯渇を覚えるのです。

承認欲求に振り回される人は、まずは他者からの承認以前に、自己肯定を高めることが必要です。

自己肯定がいつまでも満たされないから、どんなに他者から承認されても癒しを覚えないのです。

自己肯定感は子供の頃に愛されなかった、受け入れてもらえなかったせいだから大人になっては改善しようがない、そう思うかもしれませんがその考えは間違いです。

大人になった今、自分で自分を肯定していくことで自己承認を得ることは可能なのです。

もし今貴方が他者からの評価ばかりを求め、そしてそのことに振り回されているのであれば、何故そこまで他人の評価を必要としているのか、ご自分の自己肯定感について今一度振り返り、自己との対話に向かい合って見る時間を作ってみてください。

承認欲求は適切なものであれば生きる上でのモチベーションになります。

ですが、承認欲求に振り回されている男は、人として愛される存在にはなれないのです。

POINT
誰かに評価してもらいたい、承認欲求が常に他者評価に依存していませんか? 貴方自身の自己肯定感について向かい合ってみることから開放されます。

この記事のライター

雪乃

航空会社のCA経験から、結婚相談所コンサルタントに転職。 その傍ら、得意の恋愛コラムのWEBライターとして精力的に活動。 多くの婚活男性へのアドバイザーとして、イベント企画なども行っている。

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