贅を尽くした世界最高の料理 清朝皇帝達が食した満漢全席の全容を探る!

贅を尽くした世界最高の料理 清朝皇帝達が食した満漢全席の全容を探る!

世界の食通達が一度は食してみたいと口を揃えて言うのが、満漢全席(まんかんぜんせき)。中国最後の王朝、清国の皇帝達が選りすぐった食材を最高の料理人に作らせた贅の限りを尽くした世界最高の宮廷料理です。そこで、普段、目に触れることのないこの豪華料理の全容を調査してご紹介してみたいと思います。

満漢全席をおさらい

出典:Wikipedia

清朝の乾隆帝の時代に始まった宮廷料理の様式。皇帝主催の宴席で主に披露されました。満州族の料理と漢族の料理(主として山東や広東料理)から選りすぐられたされたメニューが並び、調理するのも一流の宮廷料理人。珍味と呼ばれる珍しい素材を使ったものが多いのも特徴の一つと言われています。

満漢全席の発祥

出典:美味求真

清朝6代皇帝の乾隆帝が揚州を訪れた際に、地元の塩職人たち珍味を集め皇帝の始祖満州族風に仕立てて献上。その時のメニューの名称「満漢席」に由来すると言われています。

年月を経る程に規模が拡大した満漢全席

出典:NHK

満漢全席の規模は、王朝末期に行くほど洗練され規模も拡大して行きました。中国三大悪女と言われる西太后の時代には、食事の合間に大規模なアトラクションが登場。また、メニューも多様化し、数日間かけて100種類を超える料理を食したものもあったと言われています。

満漢全席の代表的なメニュー

出典:Wikipedia

 

32珍と呼ばれる山・海・禽・草から8品ずつ珍味を集めたものが、代表的な満漢全席と言われています。*八珍とは、古来中国でご馳走・贅沢な料理を指す言葉として利用されています。

山八珍

主に動物系食材の珍味

熊の手
出典:Naver

駝峯 ラクダの瘤(こぶ)、熊掌(クマの掌)、猴脳 (サルの脳ミソ)、猩唇(オランウータンの唇)、象攏(ゾウの鼻の先)、豹胎 (ヒョウの胎子)、犀尾 (サイのペニス)、鹿筋 (シカのアキレス腱)

ラクダのコブの茅台酒づけ 出典:生(いのち)のブログ

海八珍

ツバメの巣 出典:ぐるなび

現在の高級中華食材にも使われる馴染みのある食材も散見されます。

燕窩 (ツバメの巣)、魚翅 (フカヒレ)、大烏参 (黒ナマコ)、魚肚 (魚の浮き袋)、魚骨 (チョウザメの軟骨)、鮑魚 (アワビ)、海豹 (アザラシ)、狗魚(オオサンショウウオ)

黒ナマコ
出典:東成株式会社

草八珍

ヤマブシタケ
出典:Wikipedia

きのこ類の珍味

猴頭 (ヤマブシタケ)、銀耳 (白キクラゲ)、竹蓀 (キヌガサタケ)、驢窩菌 、羊肚菌 (アミガサダケ)、花茹 (シイタケ)、黄花菜 又は金針菜(野萱草の蕾)、雲香信、

 

禽八珍

孔雀肉料理
出典:每日頭條

禽とは広く鳥類を指します。

紅燕 、飛龍 、 鵪鶉 (ウズラ)、天鵝 (ハクチョウ)、鷓鴣 (シャコ)、彩雀 (クジャク)、斑鳩 (キジバト)、紅頭鷹 

鷓鴣 (シャコ)
出典:Wikipedia

 

日本で満漢全席を再現した涵梅舫 (カンメイホウ)銀座店

出典:ぐるなび

不定期ですが、東京銀座にある北京宮廷料理『涵梅舫(カンメイホウ)』では、料理の一部を再現する「満漢全席の会」を開催しています。中国本土でも入手困難とされる食材を用いた30品以上の料理が提供される模様。

募集人員/ 15名

参加費/ お一人様/50,000円(税抜き・サ込み・飲み物別途)

(上記価格は2017年度開催時のもの)

出典:涵梅舫

涵梅舫(カンメイホウ)の概要

出典:銀座 涵梅舫

 

本場中国で最高峰の料理資格を有し正統派の味を引き継ぐ5名の料理人が、それぞれの持ち場を専任として担当。点心・炒めなど担当夫々が、25年以上の技と経験をもって、最高のおもてなしを提供中。『赤坂 涵梅舫』時代の料理長は、フジテレビ「料理の鉄人」に出演し、陳健一氏を破り優勝した事でも有名。

 

出典:涵梅舫

所在地 : 東京都中央区銀座2-4-6 ベルビア館 8F
アクセス: JR、東京メトロ「有楽町」駅 徒歩3分
東京メトロ「銀座」駅 徒歩3分
営業時間: 【月~金】11:30~14:30 17:30~22:30(L.O.22:00)
【土日祝】11:30~22:00(L.O.21:30)
席数  : 66席
TEL   : 03-3566-8078

この記事のライター

MIKA

海外ドラマフリークのフリーライターです。映画やドラマのシーンから使える恋愛テクニック、合コンに役立つ記事を中心に執筆します。性格は猪突猛進。思い込んだら一直線に進むタイプです。

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