仕事が辛い、うまくいかない時「感謝ノート」を付ける理由

仕事が辛い、うまくいかない時「感謝ノート」を付ける理由

会社で嫌な上司が居たり、取引先でどうしても苦手な方がいて日々が憂鬱というようなシチュエーションは、働く30代のサラリーマン男子として誰しもが経験することです。

職場の人間関係のせいで、鬱になったり仕事に行きたくないと感じたり、仕事そのものに対しては楽しいと感じても、人間関係のせいで憂鬱になることがあります。

4月からは仕事でも人事異動も多く、メンタルケアが重要になるシーズンです。

もし職場の人間関係で悩んでいるのならば、これを乗り越えるために「感謝ノート」を付け始めてみませんか?

社会人にお勧めの、感謝ノートとは何か?

感謝ノートというのは、簡単にいえば1日を振り返り、感謝することを見つけてノートに書くことです。

感謝できることが無いときや、難しいときでも必ず何かしら感謝できることを見つけてノートに書きます。

例えばこのような内容です。

  • 電車で今日は座れた、ありがとう、うれしい。
  • 会社ですぐにエレベーターに乗れた、ありがとう
  • 取引先のAさんにプレゼン内容を叱られたけれど、誤字について注意してくれてよかった、ありがたい

というように、日々の何気ないラッキーな事や、一見して「嫌な思いをした体験」に対しても、何かしらよかった点を見つけてノートに書きます。

これを夜寝る前の5分や、隙間時間などにつけるのです。

感謝ノートは常にポジティブな内容「感謝すること」「うれしいこと」「ありがたいと思った事」を書いていきます。

一見して宗教くさく、怪しく感じるかもしれません。

しかしこの感謝ノートは、人間の脳科学的に物事の見方の「負のフィルター」を取り外す効果があるのです。

思考パターンがマイナス思考になっていると人は不幸を自ら探すようになる

仕事が辛くて日々嫌で嫌で仕方がない人と、仕事が楽しい、または仕事に対してストレスを感じない人では、実は後者のほうがとりわけ幸せで良い環境にいるというわけでは実はなかったりします。

どちらも同じような職場環境なのに、捉え方一つの違いで不幸に感じたり、ストレスを感じなくなったりするのです。

それはポジティブ思考かネガティブ思考かの違いです。

脳みそにはそれぞれ考え方の癖というのがあり、ポジティブな人とネガティブな人は全く同じ経験をしたとしてもその捉え方の違いによってストレスを感じるようになるのです。

仕事が嫌で毎日辛くてしょうがないという人は、職場の環境を変えたり転職を考える前に、自分の思考がネガティブ思考に偏っているのならばポジティブに物事をみれるように考え方を変えてみるという事にもトライしてみましょう。

ネガティブなA男と、ポジティブなB男の思考の違い

WEB制作会社で働くディレクターのA男とB男は会社の同期で、給料も同じ、仕事内容も全く同じです。
A男は毎日仕事に行くのがいやでしょうがなく、一方B男は仕事を楽しんでいます。

A男はB男を見て、「あいつは恵まれてて回りから贔屓もされててうらやましい」と感じています。

そんなA男とB男の1日を追ってみましょう。

ネガティブ思考A男の1日

8時 毎日満員電車で通勤し、座れないことにイライラしながら出社

8時40分 会社のエレベーターが混雑していることにもイライラ

9時始業 出社して女性社員からバレンタインのチョコをもらったが内心ではお返しが面倒くさいと感じている

11時 取引先とのMTG前に上司に書類を見せたところ、間違いを指摘されイライラする。

「もっと早く言えよ、昨日から提出してんだろうが」

そう、内心で上司に対して内心で文句を思い、上司を責める気持ちになる。

13時 取引先に到着し、プレゼンを行うが顧客の反応はいまいち

「やっぱり前に行ったデザインのほうがいいかも」

とデザインのリテイクを食らう。内心で「はぁ? 前ダメ出ししたのあんただろ」と思う。

15時 帰社し、デザインの修正作業を発注。内部のデザイナーからきつく文句を言われ、憂鬱な気持になる。

20時 退社  ジムに行く気にもなれず、ビールを買い込む。

0時  明日仕事に行きたくないと思いながら就寝

ポジティブ思考のB男の1日

8時 毎日満員電車で通勤し、座れないことに対して「体を鍛えられるしカロリー消費になるな」と感じながら音楽を聴く。

8時40分 会社のエレベーターが混雑しているので、健康のために階段で5Fのオフィスに上がる。

9時始業 出社して女性社員からバレンタインのチョコをもらい、嬉しいと感じる。女子社員へのお返しも社内コミュニケーションのための投資の機会ととらえる。

11時 取引先とのMTG前に上司に書類を見せたところ、間違いを指摘され、お客様に見せる前で良かったと思う。

上司に対して、忙しい中チェックしてもらえ、ありがたいと感じる。

13時 取引先に到着し、プレゼンを行うが顧客の反応はいまいち

「やっぱり前に行ったデザインのほうがいいかも」

とデザインのリテイクを食らう。内心で「前に提出したデザインで進めるなら、これ以上のリテイクはなさそうだ」と前向きにとらえる。

15時 帰社し、デザインの修正作業を発注。内部のデザイナーからきつく文句を言われる。デザイナーも残業続きで疲れているのだからしょうがない、顧客コントロールができなくて済まないと感じ、次は気を付けようと考える。

20時 退社  気分転換にジムに行こうと思い、運動をしてさっぱりする。

0時  1日を振り返り、良かったことを考えて就寝。

このように全く同じ行動でも、考え方や捉え方の一つでストレスの実感は大きく違います。

ネガティブ思考のA男の場合は、なんでも批判的にとらえたり、自分が責められていると感じたり、他人を責める感情を常に使っています。

逆にポジティブ思考のB男の場合は、常に相手の立場を思いやって考えたり、前向きに考えたりできているのです。

このような思考パターンというのは生まれ持った性質というのもありますが、ネガティブ思考をポジティブ思考に切り替えていく、脳の思考の癖を変えることはできます。

それが日々ポジティブなことを見つけてノートに書く「感謝ノート」の存在なのです。

感謝ノートを付けることで、普段であれば相手を責めたり、憂鬱になったりするような体験をしても、その中からポジティブな学びを見出そうと脳が働きはじめます。

たとえ嫌な体験をしたときでも、無理やりにでもポジティブ要素をみつけようとする事を続けていくことで、ネガティブ思考からポジティブ思考へと自分の脳のスイッチを切り替えることができるようになるのです。

毎日仕事が辛く憂鬱に感じたり、人間関係で悩むことが多い人は、ぜひ一度感謝ノートを書いてみて、ネガティブ思考の切り替えの訓練をしてみましょう!

POINT

感謝ノートを書くことでネガティブな体験を、ポジティブな学びへと可視化できる。
続けることで自分の考え方を変えることができ、ストレスや人間関係の悩み改善につながっていく!

 

この記事のライター

雪乃

航空会社のCA経験から、結婚相談所コンサルタントに転職。 その傍ら、得意の恋愛コラムのWEBライターとして精力的に活動。 多くの婚活男性へのアドバイザーとして、イベント企画なども行っている。

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