4月からの昇進で「新人上司」になる人が気を付けたい職場の地雷ハラスメント

4月からの昇進で「新人上司」になる人が気を付けたい職場の地雷ハラスメント

4月は人事異動や昇進の季節です。
今まで平社員だった方が部下を持つようになったり、後輩が配属されて先輩として上司的立ち振る舞いを求められるようになるのが、30代サラリーマン世代。

新しく上司や先輩として振る舞う上で気を付けたいのが、職場でのハラスメントをうっかり自分がやってしまわないかという点です。

頑張って張り切りすぎて、無意識のうちの部下に対するハラスメントをやってしまわないように、上司として初めてデビューする方や、すでに上司として活躍されている皆さまにNGなハラスメント行為をご紹介いたします。

歓送迎会のシーズンに要注意「アルハラ」「カラハラ」

だいぶ昔から話題になっているアルコールハラスメントですが、浸透していると思いきやいまだにアルハラによる急性アルコール中毒などの話題がニュースになります。

アルコールハラスメントというのはお酒を無理に進めたり、下戸の部下などに一気飲みなどを強要する行為です。

飲める人からすると、酒の席で一滴もお酒を飲まない人間に対して「しらける」気持はわかりますが、体質的にお酒が飲めない人や嫌がっている人に強要するのはただの虐めです。

飲めない部下に一気飲みを強要した上司などが、傷害罪などで訴えられる事も多いため、3月4月のこの時期のアルハラにはご注意を!

また飲み会の席でカラオケに行った場合、歌いたくない部下に無理やり歌わせるというのもカラオケハラスメントと言われて場合によっては虐めと捉えられてしまう事も。

気が大きくなりがちな飲みの席で、嫌がっている人に何かを強要するという事がないよう気を付けましょう。

うっかりやりがち「結婚してないの?」の一言もハラスメント

女性に対して「いい年だし結婚しないの?」「子供はまだ?」「恋人はいないの?」なんていう、ついつい日常的な雑談や、酒の席などで言ってしまいそうですがこれも立派なハラスメントです。

出産や婚期、恋人の有無のようなプライバシーに踏み込んだデリケートな話題を相手の年齢に絡めて皮肉ったり、話題にする事は「エイジハラスメント」や「セクシャルハラスメント」「ラブハラスメント」と言われています。

特に男性から女性への発言の場合は反感をかいやすく問題になりやすいですが、女性同士の場合もハラスメントとなります。

基本的に出産、婚期、恋人の有無などは女性側が深刻に悩んでいる場合も多く、その余計な一言で相手を深く傷つけてしまうため「ハラスメント」となります。

職場でこの手の話題をかけられたくないと考えている女性は多いため、興味範囲に相手のプライベートにかかわる質問はしないほうが紳士的です。

より深刻な問題になりやすい「マタハラ」

男性上司として最も気を付けたいのが、妊娠中の部下や同僚に対するマタニティーハラスメントです。

具体的には妊娠中、出産後の女性に対しての嫌がらせ的言動です。

たとえば、仕事が忙しい中で妊娠する部下を「人手不足なのに空気を読め」というようになじったり、出産した女子社員を降格したりなどの制裁的な行動です。

また本人が希望しているのに仕事を与えないなどもマタハラとなります。企業としての責任問題にもなるため、マタニティーハラスメントにはご注意を

まだやってるの?「パワハラ」

パワーハラスメントとは、職場での社会的地位が高い優位性のある立場から、部下の人権を侵害するような無理強いをする事、暴言を吐く事などです。

残業の強要や、業務範疇を超えた人格否定のような暴言などがパワハラとなります。厚生労働省の発表ではパワハラを「業務上必要で適切な範囲を超えた指示、注意、指導」がパワハラになると
なっています。

つまり業務上の指示や内容であれば、必要な範囲の叱責はパワハラとはなりませんが、部下に「頭おかしいんじゃないか、馬鹿だろ」というような業務とは関係ない叱責までに至るとパワハラとなります。

パワハラを診断されるのは下記のような行動をとる場合です。

  • 部下に暴力を振るう、物を投げつける
  • 論外ですが、部下に対して暴力を振るうのはパワハラになります。
  • ごみを投げつけたりしたりする事も同様です。

精神的な攻撃を行う

同僚や部下の前で叱責をしたり、全員の前で土下座を強要するなど、精神的な攻撃はパワハラとなります。
また長時間の執拗な叱責も業務の範囲を超えた精神的な攻撃となります。

無視をしたり仲間はずれにしたりする

一人だけ飲み会に呼ばない、一人だけ席を隔離するなどの人間関係からの切り離しもパワハラです。

過大な要求をする

右も左もわからない新卒に仕事を押し付けるなど、相手の能力を超えた業務の欲求もパワハラ扱いとなります。

過小な要求をする

相手の能力を過小評価し、嫌がらせのような業務をさせる事もパワハラです。

例えば、法律の資格保有者に掃除だけを命じるなど、技術のある業務経験者にコピー取りのみ命じるなどのような「窓際社員」扱いの事です。

個の侵害

部下の家族の悪口や妻の悪口、交際相手についての執拗な追及などもパワハラとなります。

パワハラは相手を追い詰め自殺まで至る事もある卑劣な行為です。

ご自分の立場を一気に失いかねません。これからの時代、このようなハラスメントを許されない風潮はどんどん強くなっていきますので、今年から上司になる皆さまは是非に気を付けてください。

この記事のライター

雪乃

航空会社のCA経験から、結婚相談所コンサルタントに転職。 その傍ら、得意の恋愛コラムのWEBライターとして精力的に活動。 多くの婚活男性へのアドバイザーとして、イベント企画なども行っている。

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