ディープな英国体験!ブックメーカーの仕組みと利用法

ディープな英国体験!ブックメーカーの仕組みと利用法

平成最後ならぬEU最後となる英国。日本人がヨーロッパ旅行をする際の一大拠点です。しかしBREXITにより今後英国とEU域内の入国手続きがどうなるのか?は不透明。そのため、2019年の大型連休を利用して最後となるかもしれない現行の英国ハブのヨーロッパ旅行を考えている人は多いはず。そんな人々がロンドンなどの街頭でよく目にするのはブックメーカーの看板です。日本では耳慣れないこのお店は一体何をする所なのでしょうか?英国滞在経験がある筆者がご説明いたします。

ブックメーカーとは?

1790年代にハリー・オグデンという人物が始めたとされるイギリス生まれの賭け屋方式。オッズを提示して客から予想を募集し、勝者には払い戻しを行うというシンプルな内容。イギリスでは1960年に政府が公認しており、合法なビジネスです。

ブックメーカーが扱う賭けの対象

プレミアリーグに代表されるサッカー、アメフト、野球、バスケットボール等のメジャースポーツだけでなくスポーツ全般が主なブッキングの対象ですが、それだけではなく多岐に渡ります。アメリカの大統領選挙・ロイヤルベイビーの名前・アカデミー賞授賞者・次のジェームズ・ボンドを演じる役者等もブッキングの対象になったこともあります。また、クリスマスに雪が降るかどうかという些細なことまで賭けの対象となるのです。

英国内の主なブックメーカー

英国内には大小合わせて、スポーツや世の中の出来事を対象とする合法的ブックメーカーが約9000社あると言われています。その中で、ウイリアム ヒル・ラドブルックス・コーラルが3大ブックメーカーと言われます。

Williamhil(ウィリアムヒル)

1934年創業の大手ブックメーカー。ベット(賭け)の種類が豊富。1対象で、200種類以上の賭式がある。インナーネットを経由し、日本国内からの利用者が多いことでも有名。

Ladbrokes(ラドブルックス)

ヒルトングループが100%出資。還元率が低いが、信頼性は高い。

Coral (コーラル)

2005年10月に英国第3位のブックメーカーGala Groupがチャーターハウス社より21億8千万にて買収。

Paddy Power (パディーパワー)

30年近く営業を続けている英国の老舗。最もゲーミングライセンスの取得が難しいとされるマン島政府のライセンスを取得。英国の人気スポーツ(サッカー、クリケット、競馬など)のブックメークが中心。

ブックメーカーの仕組みと利用方法

もし、現地でブックメーカーを利用して見たいと言う方への基礎知識を記載します。但し、業者や賭式により異なる場合がありますのでご注意ください。また、独特な英語表現を用いている事も多いので、ベーシックな賭式で楽しむのが良いでしょう。

同じ対象でも業者によってオッズが違う

ブックメーカーの賭けは「相対取引」という方式。業者が独自にオッズを決める為、日本の公営ギャンブルの様に顧客の売買動向で倍率が左右される事がありません。

自分が賭けたタイミングのオッズが適用になる

ブックメーカーは、同じ対象でも度々オッズを変更します。購入後に、賭け対象のオッズが変動したとしても、顧客は購入時のオッズに固定されます。従って、自分の賭け対象が適正な倍率と判断するタイミングで購入するのが重要です。

現地で日本人がよく利用するカテゴリー

上記の様に、賭けの対象は天候に到るまであらゆるものとなっている為、その選択は枚挙にいとまがありません。但し、運任せにオッズの高いものばかりを選んでも散財するだけなので、自分が知っているカテゴリーを選択するのが良いでしょう。参考までに日本人がよく利用するものを挙げて見ます。

サッカー

地元のプレミアリーグの他に、世界のプロリーグにオッズが指定されています。旅行者なら、英国滞在中に結果が出る試合に賭けるのがデフォルトです。

テニス

4大選手権以外のプロツアーにもオッズが設定されています。最近、錦織圭選手や大坂なおみ選手など強い日本人選手が登場しており、観光客の間で人気上昇中です。日本国内では禁止されているお金を賭けた応援が英国内では可能です。

野球

日本では、違法賭博の代表として屡々ニュースとなる野球賭博。しかし、ブックメーカーを利用すれば合法です。大手ブックメーカーはMLBや日本のプロ野球リーグに多様なベットを用意しています。

競馬

近年は、JRAでも馬券の発売が開始され馴染みが出てきた海外競馬。凱旋門賞など本場欧州での開催に止まらず、世界の大レースが購入出来ます。例えば、欧州旅行中にJRAのG1レースが開催される場合、英国での購入が可能になります。但し、確定オッズはJRAのものとは異なるのでご注意を!

最後に

英国旅行をよりディープに楽しむために、ブックメーカーの概要を記載しました。但し、賭けの機会が多すぎる事が、労働者の勤労意欲を低下させ、所謂英国病を産んだとも言われています。賢明な皆様には必要ないかも知れませんが、のめりこみにはご注意を!Have a nice trip !

 

 

 

 

 

この記事のライター

Kariyazaki

30代。仕事と恋愛に邁進中の中堅ライター。グローバル企業で勤務した経験を生かし、最新のビジネス情報や海外情報にも挑戦中です。

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