日本が誇る世界の高級ウォッチ グランドセイコーの匠の技と新作情報

日本が誇る世界の高級ウォッチ グランドセイコーの匠の技と新作情報

日本が世界に誇れるものの一つはクラフトマンシップ。中でもカメラや時計など精密機械分野では、その精巧さゆえ多くのファンが存します。中でも、世界の毎年春にスイスで開催される宝飾と時計の見本市バーゼルフェアでファンから垂涎の的なのが“グランドセイコー”。言わずと知れた日本のトップ時計ブランドであるセイコーウォッチが所有する高級時計ブランドです。そこで、日本が誇る世界トップの匠の技をご紹介したいと思います。

グランドセイコーをおさらい

SBGM031 GMT LIMITED EDITION
出典:Keep the time

日本の腕時計メーカーであるセイコーウォッチが所有する高級腕時計ブランド。日本国内で部品生産から組み立てまで一貫して専門の時計師集団が開発しています。その高い技術力とデザイン性は全世界の関係者から最高級レベルの実用時計ブランドとして高く評価されています。

グランドセイコーの開発沿革

SBGV245
出典:seikodo

ブランドコンセプトは、「最高の普通」「実用時計の最高峰」。初出は、1960年に諏訪精工舎(現セイコーエプソン)が製作したもの。国産最高級機械式腕時計は、初期の開発コンセプトで在来高級モデルの精度と外装仕上げ高度化に傾注していました。後に、別ラインである東京亀有の第二精工舎(現セイコーインスツル)も平行ラインで参加する事になります。両ラインの切磋琢磨により開発は活性化。セイコー独自の高精度・高振動ムーブメントが完成したり、欧米と比べ粗野なデザインながら耐久性に優れた質実剛健というブランドイメージを確立しました。

ブレない開発コンセプト

キャリバー9R01
出典:ダイアモンドオンライン

グランドセイコーのラインはデザインベースが変わらないデザインラインを踏襲。時宜の最高技術を採用しつつ開発されています。究極までに追求された精度とフィニッシングは派手さはないが、フォーマルとカジュアル双方のコーディネーションにマッチするように計算されています。

セイコー独自の技術 ”スプリングトライブ”

Spring Drive
出典:SEIKO

スプリングドライブはセイコーが27年の歳月をかけて完成させた珠玉の技術。機械式・クォーツに続く第3の革新的時計駆動方式と言われています。上記3技術をワンストップで製造できる時計メーカーは世界広しと雖もセイコー一社のみと言われています。また、スプリングドライブはスイス在の某ラグジュアリーブランドからの部品供給を打診されたが断固として断った門外不出の技術です。なお、スプリングドライブは現在エプソンが製造を担当しています。

クロノメーターコンクールでの高い実績

クロノメーターコンクール賞状
出典:セイコーミュージアム

スイス・ニューシャテル天文台とジュネーブ天文台が開催している時計の精度が基準値を上回るか否か?を評価するクロノメーター検定でグランセイコーは常に上位にランキングされています。1964年からチャレンジを開始し1967年に2位を受賞。1968年では機械式で参加し総合4ー10位を独占。但し、この際1−3位を独占したスイス勢はより精度が高いと言われたクォーツでの参加で、機械式ではダントツの高評価でした。以降、クロノメーターコンクールは実施されていないが、これはセイコーにより時計のリーディング製造国と言うスイスのブランドイメージが脅かされるのを避けたためと言われています。このコンクールでの評価を受けて、セイコーは1963年に45グランドセイコーV.F.A.を一般ユーザー向けに18万円で販売開始しました。

グランセイコーの社内規格

61GS V.F.A.
出典:Grand SEIKO

ロンジンやロレックスなどのスイスの高級ブランドは前述のクロノメーター合格が、高級時計の証とされていますが、グランセイコーは「GS規格」と言う更に厳格な検査基準を設定しています。一般発売が開始された1969年には、同規格をも超える月差60秒と言うV.F.A.(Very Fine Accuracy )が制定。61グランドセイコーV.F.A(諏訪精工舎・自動巻)、45グランドセイコーV.F.A.(第二精工舎・手巻)と言う2商品が登場しました。1988年には年差10秒を実現した最高級クォーツ規格が、1998年にはニュージェネレーションのグランセイコーが復活しています。

部品メンテナンス

61GS VFA
出典:楽天

グランセイコーの修理や代替に必要な部品は、ムーブメントを含め製品生産終了から最低10年間は保持されます。なお、本文執筆時点で1988年以降に製造された同ラインのムーブメントは全て生産が継続されています。

2019年発表のグランセイコー最新モデル

SBGZ001
出典:セイコー

 

商品特徴

1スプリングドライブの誕生20周年を記念し、新開発ムーブメントとなる手巻スプリングドライブムーブメントを搭載した4機種を発売。スプリングドライブの特徴である、音もなく滑らかに動く針の動きと、日本の自然界をモチーフにしたエレガントなアピアランス。ダイヤルの美しさを強調するため、パワーリザーブ表示は裏ぶたから見えるムーブメントに配置されています。

プラチナケースモデル

SBGZ003
出典:セイコー

  • 世界限定30本のSBGZ001は、風紋の刻まれた雪をイメージした独特な模様を、ダイヤル からケース全体にかけてダイナミックに表現。柔らかなカーブを描く、張りのある造形が特徴的なケースは、ザラツ研磨によって歪みなく磨き上げたあと、手作業により一つ一つ丁寧に模様づけされています。
  • 時分針とインデックスに14Kホワイトゴールドを採用し、永続的な白の美しさを極限まで高めています。ダイヤルに彫られた、ブランドロゴやスプリングドライブロゴ、分目盛り、6時位置のSDマークは、雪の中を光が反射してきらりと輝く瞬間を表現しています。
  • マイクロアーティスト工房から新たに生み出されたデュアル・スプリング・バレルと、トルクリターンシステムとを融合させた新機構が約84時間の持続時間を実現しています。

18Kイエローゴールドモデルとステンレススチールモデル

信州 時の匠工房で作られ、約72時間の持続時間を持つキャリバー「9R31」を搭載したモデル。18Kイエローゴールドモデルは雪の模様を、ステンレススチールモデルには木漏れ日を感じさせる放射模様をダイヤルに施し、日本独自の自然の美が表現されています。

SBGY002
出典:セイコー

この記事のライター

MIKA

海外ドラマフリークのフリーライターです。映画やドラマのシーンから使える恋愛テクニック、合コンに役立つ記事を中心に執筆します。性格は猪突猛進。思い込んだら一直線に進むタイプです。

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