スイス旅行で行きたい!レマン湖畔にある世界遺産ル・コルビュジエ設計の”小さな家”

スイス旅行で行きたい!レマン湖畔にある世界遺産ル・コルビュジエ設計の”小さな家”

ヨーロッパは沢山旅したけれど、当たり前の事ながら見逃している場所は多数。中でも、フランスの建築家ル・コルビュジエが設計しスイス・ルマン湖畔に立つ「小さな家」は筆者が必ず行くべき場所の最上位に位置します。諸般の事情により時期まだ未定な現地への訪問。いつかは必ず実現するであろう訪問に先立ち事前調査を実施しました。

ル・コルビュジエをおさらい

出典:wikipedia

ル・コルビュジエLe Corbusier 1887年 – 1965年)はフランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと並ぶ「近代建築の三大巨匠」。家業を継ぐため時計職人を養成する地元の装飾美術学校で彫刻と彫金を学ぶも、建築に関する専門的な大学教育経験は皆無。強度の弱視のため精密加工での就業を断念した後、建築にシフトチェンジ。1920年台に発表した著作やパり万国博覧会での無装飾建築レスプリ・ヌーヴォー館で世界的注目を集める。著作内の言葉「住宅は住むための機械である(machines à habiter)」は建築史に残る名言とされる。

代表作:高等裁判所(チャンディーガル)
出典:Wikipedia

受賞歴

東京国立西洋美術館
出典:毎日新聞

AIAゴールドメダル(1961年)及びレジオンドヌール勲章(1964年)を受賞。死後の2016年に、日本の国立西洋美術館や本稿のトピックであるスイスのレマン湖畔の小さな家等の7カ国17件が近代建築運動への顕著な貢献として国を跨ぎ世界遺産登録された

ル・コルビュジエの”小さな家”とは?

出典:スイス観光局

年をとった両親のため、ラ・ショードフォンより温暖なレマン湖畔のヴヴェイ郊外コルソーCorseauxにル・コルビュジエが従兄弟のピエール・ジャンヌレと共に1923年から1924年にかけて手がけたレマン湖畔の小さな家(ヴィラ)。(出典:スイス政府観光局

コルビュジエ によるエスキース

建設地レマン湖とは?

出典:TABIZINE

レマン湖 は、スイスとフランスにまたがる、中央ヨーロッパで2番目に大きい三日月型の湖。面積の約2/5がフランスに属し、約3/5がスイスに属している。

出典:TABIZINE

建物の歴史と沿革

出典:http://www.villalelac.ch

  • 1924年にコルビュジエの両親が居住を開始するも、翌年父が死去。但し、母は100歳になるまでこの家で暮らす。
  • その後、コルビュジエの兄であるアルベール・ジャンヌレが居住を開始し、晩年まで暮らす
  • 1984年事前予約による限定公開が開始
  • 2010年~ミュージアムとして一般公開開始

出典:http://www.villalelac.ch

建造物の特徴

出典:http://www.villalelac.ch/

出典:Trip advisor

後世の建築家たちに大きな影響を与える事になる下記の特性が有名です。

  • 天井をサンデッキ&ガーデンとして利用
  • 窓を水平方向に帯のように横長に並べて構成したリボンウィンドウ
  • 天井からの灯りが降り注ぐトップライトの窓
  • 実用性に富んだつくりつけの家具
  • 可動式の壁や家具でフレキシブルに変えられる機能的なレイアウト

出典:宝建設

出典:http://www.villalelac.ch

小さな家のロケーション特性と巧みな情景演出

出典:http://www.villalelac.ch

  • 湖から窓までわずか4メートル。レマン湖に浮かんでいると錯覚するほどの水辺に建築。レマン湖の風景が借景として巧妙に取り入れられている。
  • 横長の大型窓からは、美しいレマン湖と奧に広がるアルプス山脈の情景が一望
  • 庭の一角に設けられたテーブルコーナーにも、石壁の間につくられた小窓があり、まるで絵画のように切り取られたレマン湖の情景を見る事が出来る

出典:http://www.villalelac.ch

 

出典:http://nihonmeguri.vivian.jp

観光データ

出典:スイス観光局

所在地:Route de Lavaux 21 1802 Corseaux

オフィシャルサイト:http://www.villalelac.ch/

 

書籍:小さな家

出典:AMAZON

コルビュジエが、まだ若かりし頃、両親のために作った”小さな家”を、写真やデッサン画を用いて説明。 建築面積はわずか60㎡。その名の通り小さな家ですが、そこには素敵なアイディア・プランが詰め込まれています。 時代をこえて、人間の奥深くに眠ってる感性を呼び起こしてくれるようなアイデアに溢れた名著です。(出典:AMAZON

コルビュジエ による自筆エスキース
出典:Tokyo Time Travel

コルビュジエ による自筆エスキース 出典:STUDIO MAGNUSSEN

コルビュジエ による自筆エスキース 出典:STUDIO MAGNUSSEN

この記事のライター

MIKA

海外ドラマフリークのフリーライターです。映画やドラマのシーンから使える恋愛テクニック、合コンに役立つ記事を中心に執筆します。性格は猪突猛進。思い込んだら一直線に進むタイプです。

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