札幌で人気のおすすめ蕎麦店8選、蕎麦前を粋に楽しめる店をご紹介!

札幌で人気のおすすめ蕎麦店8選、蕎麦前を粋に楽しめる店をご紹介!

北海道は、蕎麦の生産量が日本一です。北海道を代表する大都市札幌には、その蕎麦粉を使った蕎麦店がたくさんあります。

今回は、札幌で人気のおすすめ蕎麦店を厳選しました。

かの文豪池波正太郎が仕掛け人とも言われる、蕎麦屋でお酒を味わう「蕎麦前」の粋な楽しみ方もご紹介します。

⒈東家寿楽

北海道で最も有名な蕎麦店といえば、「東家」です。

釧路にある創業145年という老舗「竹老園 東家総本店」の系列店が、北海道には40軒以上あり一大勢力となっています。

その中でも札幌にある「東家寿楽」は支店の中でも最も大きく、人気の高い店です。

釧路の本店を想わせる中庭を配した和風の店作りで、ゆったりとした気分で食事ができます。

注文をもらってから製麺する、蕎麦粉100%の「御膳生粉打ちそば」(1,200円、以下全て税込)は定番の人気メニュー。

名物の一つが「そば寿司」(1,050円)。茹でたそばにお酢で味をつけたのり巻きで、釧路本店の伝統の味を引き継いでいます。

そば寿司

 

酒飲みに堪えられないのが、「かしわ抜き」(700円)。

「かしわ(鶏肉)そば」のそばを抜いたもの。その「具」と出汁の利いた「つゆ」をつまみにお酒を味わいます。

かしわ抜き

「東家寿楽」の「かしわ抜き」で一杯。そんなお酒の楽しみ方ができるようになれば「粋な男」として合格でしょう。

  • 店名:東家寿楽
  • 住所:札幌市中央区北2条西27丁目1-1
  • 電話番号:011-611-8659
  • 営業時間:11:00~21:00
  • 定休日:水曜日
  • アクセス:地下鉄東西線 西28丁目駅 徒歩5分
  • 平均予算:1~2,000円

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⒉喜香庵

日本で最も有名なそば職人といえば、「翁」や「達磨」で知られる高橋邦弘氏でしょう。その高橋氏直伝の蕎麦を味わえる店が札幌にあります。

「喜香庵(きこうあん)」は、札幌中心部から西に少し離れた場所にある人気の蕎麦店。

ご主人は蕎麦の名店「翁」(山梨県)で、高橋師のそば打ち技術を学び、その後北海道札幌でその味を再現、人気の蕎麦店になりました。

長めのエントランスが、旨い蕎麦を食べさせる雰囲気を漂わせる店造り。そして自慢の蕎麦は「完全自家製粉」にこだわった手打ちのもの。

瑞々しさとともに、蕎麦の香りが立つ「せいろ」(750円)は喉ごしよく、江戸前風の辛口のつゆでいただきます。

せいろ

夜にはご主人の選んだそばに合う日本酒を、「そばみそ」(310円)や「だし巻きたまご」(720円)で楽しむのもおすすめです。

  • 店名:喜香庵
  • 住所:札幌市中央区南3条西17丁目 すずかけビル2F
  • 電話番号:011-616-4181
  • 営業時間:11:00~15:00、18:00~20:00(日・祝日は昼のみ)
  • 定休日:火曜日
  • アクセス:地下鉄東西線 西18丁目駅 徒歩約6分
  • 平均予算:1~2,000円

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⒊手打ちそば やま賀

「御膳そば」と呼ばれる真っ白いそば、「更科(さらしな)そば」の名店が「やま賀(やまが)」です。

「更科そば」とは、蕎麦の芯の部分だけを使った更科粉で打ったそばのこと。その上品な色から江戸時代には将軍家に献上されたことから「御膳そば」と呼ばれるようになりました。

「やま賀」は札幌で更科そばを打つ代表的な店。地下鉄の最寄駅から歩いて20分ほど離れた場所ながら、昼時には満席で待ち行列ができるほどの人気店です。

名物は「桜えび天ぷら」(800円、以下全て税抜)。静岡から直送の生桜えびを使ったかき揚げです。

冷たいそば(せいろ)にも温かいそばにもセットでいただけます(各1,200円)。

数量限定ですが、更科そばを「石臼挽き自家製粉10割そば」に変更ができます(+100円)。この店の手打ち技術を感じられる逸品です。

石臼挽き自家製粉10割そば

営業は15時までながら、もうひとつの名物「小柱と小海老のかき揚げ」をつまみにお酒を楽しむファンも多い店です。

  • 店名:手打ちそば やま賀
  • 住所:札幌市西区西野5条8-8-13
  • 電話番号:011-666-8771
  • 営業時間:11:30~15:00
  • 定休日:火曜日
  • アクセス:地下鉄東西線 宮の沢駅 徒歩20分
  • 平均予算:1~2,000円

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⒋正直庵

「正直庵」は札幌中心部から車で30分、一番近い地下鉄の駅からも4km離れている店ですが、札幌の蕎麦店を語る上で外せない一軒です。

その理由は、札幌のテレビ局の企画番組で「札幌の蕎麦店100軒に聞く美味しい蕎麦屋」で見事1位になったほどの店だから(喜香庵のご主人もこの店を選んでいました)。そしてこの店も「喜香庵」に並ぶ札幌の「翁・達磨」系の店だからです。

「もり」(700円)は薬味にねぎのみ、「せいろ」(750円)はわさびと大根おろしが加わります。

せいろ

この店のそばは香りが高いのが特徴で、ここを推薦した蕎麦店のご主人達も口を揃えてその点を評価していました。

店で「お酒のお友に」とメニューですすめる「鶏舞茸スープ」(800円)。いわゆる「ぬき(抜き)」、これでお酒を軽く楽しむのもおすすめです。

  • 店名:正直庵
  • 住所:札幌市南区石山東6-8-2
  • 電話番号:011-592-5039
  • 営業時間:11:00~15:00
  • 定休日:水曜日
  • アクセス:北海道バス101空知線 石山東6丁目 徒歩3分
  • 平均予算:1~2,000円

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⒌蕎麦切り 春のすけ

札幌で「蕎麦前」を楽しむなら「春のすけ」が人気です。

JR札幌駅から徒歩10分と少し離れた場所にありますが、この店の酒肴と厳選日本酒を求めて毎晩ファンが集まっています。

蕎麦屋で(元々は)蕎麦ネタを使って作られた酒肴を蕎麦の前にお酒と楽しむ、それが「蕎麦前」。粋なお酒の味わい方とされています。

香り高い「もり」

「春のすけ」は、札幌の蕎麦居酒屋を代表する一軒で、「蕎麦屋の肴」として充実のメニューが自慢です。

「きざみわさび」(250円、以下全て税込)や「そば豆腐」(400円)、「カマンベールチーズのかえし漬け」(450円)など、気の利いた酒肴が揃っています。

日本酒も純米酒を中心にご主人が厳選、全国の銘酒を楽しめます。

この店ならではの一品が「しょうゆ豆」(400円)。かつて江戸の居酒屋で定番とされたおつまみで、大豆を醤油麹で漬けたものです。

しょうゆ豆

これをつまみながら日本酒を楽しむ。まさに大人のグルメを満喫できます。

  • 店名:蕎麦切り 春のすけ
  • 住所:札幌市東区北7条東3-15-72
  • 電話番号:011-742-1290
  • 営業時間:火〜木曜日11:00~14:30(L.O.14:00)、18:00~22:00、金・土曜日18:00~23:00(L.O.22:00)
  • 定休日:日・月曜日
  • アクセス:JR札幌駅 徒歩約10分
  • 平均予算:昼1~2,000円、夜3~4,000円

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⒍心空

「心空(しんくう)」は比較的新しい蕎麦店で、今後が大いに期待される一軒です。

ご主人は若いが、東京の名店「千寿竹やぶ」で修行された腕利き職人。その手打ちそばの技術はお墨付き。

現在、東京の蕎麦業界を席巻する勢いなのが「竹やぶ」(千葉県柏市)。「玉笑」「やざ和」「かりべ」「じゅうさん」など人気の蕎麦店主は皆「竹やぶ」で修行しています。

その「竹やぶ」の魂を札幌に届けてくれたのが、今回ご紹介の「心空」です。

せいろ

そばは香り高く、つゆは江戸前らしいキリッとした辛口。日本酒も厳選したものを揃え、合わせる酒肴も充実しています。特に「鴨の相焼き」(1,200円)は「千寿竹やぶ」の名物でもあります。ここでもわざわざ「千住ねぎ」を取り寄せて使っています。

千住ねぎと鴨の相焼き

ご主人一人での営業なので、昼時は混んでなくても待ち時間が発生しがち。夕方の早めの時間に「蕎麦前」を楽しんで、そばで仕上げるのがおすすめの店です。

  • 店名:心空
  • 住所:札幌市中央区北1条西19丁目2-17 表参道明豊ビル1F
  • 電話番号:011-213-8118
  • 営業時間:11:30~15:00、17:00~22:00(L.O.)
  • 定休日:水曜日
  • アクセス:地下鉄東西線 西18丁目駅 徒歩5分
  • 平均予算:1~3,000円

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⒎そばびより 朱月菴

すすきので飲んだ後には「締めのラーメン」が定番。最近では「シメパフェ」なるブームも起きている街ですが、ここでご紹介するのは「締めの手打ちそば」。

すすきののディープな飲み屋街「すすきのゼロ番地」、その地下飲食街で隠れ家的に営業する店が「そばびより 朱月菴(あかつきあん)」。地下街入り口に小さな看板はありますが、店の前には小さな小窓に名刺が置いてあるだけ。

目印はこれ

この店、開店は夜の19時という蕎麦居酒屋。深夜2時近くまで開いているので、すすきのでの飲み会の締めにピッタリです。

お酒は「東北泉」など3種類を定番酒として置いてありますが、「隠し酒」もあるのでご主人に聞いてみましょう。

のど越しよい「せいろ」

おつまみの「のり」は火の入った器(箱)でいただく江戸の老舗風。一番人気は「スジコン」、その名の通りスジと蒟蒻の煮込みです。

火の入った「のり」

メニューに値段表記はありませんが、お酒を数杯、おつまみを2~3品に「せいろ」で締めて3,000円台くらいであがります。

飲んだ後に「手打ちそば」で締める。「朱月菴」は、そんなすすきのでの楽しみ方を教えてくれる店です。

  • 店名:そばびより 朱月菴
  • 住所:札幌市中央区南6条西4丁目 すすきのゼロ番地B1F
  • 電話番号:011-562-8081
  • 営業時間:19:00~翌1:30(L.O.)
  • 定休日:日・祝日、第一月曜日
  • アクセス:地下鉄南北線 すすきの駅 徒歩約5分
  • 平均予算:3~4,000円

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⒏想咲そば処 香凛

札幌中心部から少し離れた西の繁華街が「琴似」。その琴似で人気の蕎麦居酒屋が、「想咲そば処 香凛」です。

日本酒好きのご主人が毎日「更科そば」を手打ちしています。

手打ちの「更科そば」

この店のお酒メニューは何と「日替わり」。それほどに毎日新しい酒が入荷して、それがどんどん消費されていく店です。

お酒は純米の「旨口」系を中心に揃えられ、愛知の「米宗(こめそう)」は北海道随一の品揃え。その他広島の「酔心」や京都の「玉川」などは常在されています。

「米宗」は圧巻の品揃え

酒肴はまさに蕎麦前!そばの「かえし(醤油・砂糖・みりんで作るそばつゆの素)」を有効に使ったものが並びます。

「親鶏かえし醤油煮」(580円、以下全て税込)や「クリームチーズかえし漬け」(480円)などは日本酒の味を引き立てます。

人気の一品が「絶品塩辛プレート」(480円)。函館の野村水産からこの店だけに卸される絶品の塩辛(3種盛り)です。

絶品塩辛プレート

これをつまみに日本酒を飲みだすと、ついつい飲みすぎてしまうほど相性抜群の組み合わせです。

  • 店名:想咲そば処 香凛
  • 住所:札幌市西区琴似1条西6丁目2-24
  • 電話番号:090-7640-1278
  • 営業時間:11:00~14:00、17:00~21:00
  • 定休日:日曜日(月曜日は夜のみ、日曜が祝日の時は営業、翌月曜日休み)
  • アクセス:地下鉄東西線 琴似駅 徒歩5分
  • 平均予算:昼1,000以内、夜3~4,000円

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まとめ

札幌で蕎麦前を楽しめる、粋な蕎麦店をご紹介しました。

江戸時代に庶民の食べ物として流行した蕎麦は、だし巻き玉子や板わさ、焼き海苔にそば味噌など、蕎麦ネタを使った酒肴でお酒を楽しむ「蕎麦前」として発展しました。

今回おすすめの店は、どこも銘酒とそれに合う酒肴を用意しています。蕎麦前を楽しんで、そばで締める。そんなカッコいい男になれる名店ばかりです。

この記事のライター

raita kitano

食べ飲み歩きと写真を撮りながらの街散策が好きな男性ライターです。上場企業の管理職時代に培った飲食店訪問の経験を活かし、老舗の飲食店から流行のちょっとお洒落な店までをご紹介します。

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