ビスポークテーラーの聖地 サヴィル・ロウ(ロンドン)をレポート

ビスポークテーラーの聖地 サヴィル・ロウ(ロンドン)をレポート

一般企業でもカジュアル出勤が常態化してきた昨今、スーツに対する男性の興味が薄れてきた感じがします。しかし、大事な商談や結婚の承諾を得るなど人生の大イベントの時には、男の格を一段上げる仕立ての良いスーツで臨みたいもの。そんな時に役立つのは英国紳士達の身だしなみ。中でも、「背広」という日本語の語源ともなったセントラルロンドンのストリートの一つサヴィル・ロウ(Savile Row)には、英国で指折りのビスポークテーラーが並びます。そこで今日は、ビスポークの聖地 ロンドンのサヴィル・ロウを詳しくレポートしてみたいと思います。

サヴィル・ロウのプロファイル

出典:wikipedia

ロンドン中心部のメイフェアにある通り。オーダーメイドの名門高級紳士服店が集中していることで知られます。ロケーションはコンジット・ストリートとヴィーゴ・ストリートの中間。ロンドンでも有数のショッピング中心地リージェント・ストリートと平行に走り、バーリントン・ガーデンにつながります。

出典:GQ Japan

ビスポークの意味と由来

Referred to UK GQ

客の要望に合わせた紳士服を仕立てる店を英国ではビスポーク・テイラーと呼びます。客に希望を話せるBe spokenに由来する造語です。本稿の主題であるサヴィル・ロウにはその代表的なビスポークテーラーが並び聖地”golden mile of tailoring”とも言われます。かつては、ナポレオン3世・ウィンストン・チャーチル・日本きってのダンディスト白洲次郎も顧客として通いました。現在でも英国王室のチャールズ皇太子は、このストリートの主要顧客の一人です。

白洲次郎氏
出典:HENRY POOLE Official Site

日本の実業家。占領下の日本で吉田茂の側近として活躍。終戦連絡中央事務局や経済安定本部の次長を経て貿易庁の長官を務める。夫人は、随筆家の白洲正子。

 

白洲次郎氏のledger (顧客台帳)
出典:HENRY POOLE Official site

サヴィル・ロウの主要なビスポーク・テイラー

Referred to : SRBA

サヴィル・ロウに店を構えるビスポークのメジャープレイヤーをリストアップ致します。

ハーディ・エイミス(Hardy Amies)

出典:VOGUE Japan

14番地。エドウィン・ハーディ・エイミスによって1949年に設立されたオートクチュール・メゾン。同氏引退後はイアン・ガーラントがデザイナーを引き継ぐ。1955年から1990年まではエリザベス2世のロイヤルワラント。ハリウッド映画の衣装を担当した事でも有名。

Referred to: The Times

 

Referred to: Tweedland

Address: 8 Savile Row, Mayfair, London W1S 3PE UK

ギーヴズ&ホークス(Gieves & Hawkes)

referred to: GIEVES & HAWKE Official site

1番地。陸軍の軍服を仕立てていたギーヴズと海軍の軍服を仕立てていたホークスが合併。伝統的な貴族階級向けのビスポークで英国王室の御用達。現在では、オーダーメードに加えレディースや既製服も手掛ける。国内外に、ブランチを持つ。007シリーズでロジャームーアが着ていたブレザーはギーヴズ&ホークスの仕立て。

Referred to The Mitchelli

 

出典:London NAVI

Address: No.1 Savile Row London W1S 3JR UK

Official Site: https://asia.gievesandhawkes.com/

ヘンリー・プール(Henry Poole & Co)

Referred to Henry Poole Oficial Site

15番地に本店。貴族階級向けの歴史あるテーラー。1858年にナポレオン3世の御用達認定。世界の多くの王室を顧客にもつ。1976年にエリザベス2世のロイヤルワラントを受ける。ウィンストン・チャーチルは重要な顧客で、未だに同店に不払いがあるというのは有名なエピソード。

Referred to: Fashion Beans

出典:Wikipedia

Address: 15 Savile Row, London, United Kingdom

Official Site: https://henrypoole.com/hp/

ノートン&サンズ(Norton & Sons)

Referred to The Times

16番地。1821年に設立。19世紀の中頃にサヴィル・ロウへ移転。ウィンストン・チャーチルや後に同地でビスポークを始めるハーディ・エイミスに服を仕立てた。ロンドンの着道楽たちに絶大な人気を持つ伝統のブランド。

Referred to: UK GQ

Address: 16 Savile Row London, Greater London W1S 3PL UK

サヴィル・ロウへの行き方

出典:Google

ヒースロー空港からサヴィル ロウまでは東に約 20 km。セントラルロンドンに属します。

最寄り駅: オックスフォード・サーカス(London Underground:セントラル,ベーカー,ルービクトリア線)

この記事のライター

MIKA

海外ドラマフリークのフリーライターです。映画やドラマのシーンから使える恋愛テクニック。合コンに役立つ記事を中心に執筆します。性格は猪突猛進。思い込んだら一直線に進むタイプです。

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