今年一番旨い日本酒はこれ!2018酒造年度・全国新酒鑑評会の結果を速報!

今年一番旨い日本酒はこれ!2018酒造年度・全国新酒鑑評会の結果を速報!

国内で開催される日本酒(清酒)の鑑評会で唯一全国規模で行われ、最高の権威と歴史を持つ「全国新酒鑑評会」の平成30酒造年度(2018年7月〜2019年6月)の入賞酒が本日、令和元年5月17日に発表になりました。

出品点数 857点

入賞酒 416点(成績優秀と認められた出品酒)

金賞酒 237点(入賞酒のうち特に成績が優秀と認められた出品酒)

という全国から出品酒蔵が集まる大規模な鑑評会です。

注目は昨年まで6年連続で最多金賞受賞数を記録している福島県の「7年連続」がなるか?という点にあります。昨年同数(19点)で第一位を分け合ったライバル兵庫県と、3位の酒どころ新潟県、そして4位だった進境著しい秋田県との争いにも注目が集まります。

さて、結果を発表しましょう!

金賞受賞蔵

都道府県(金賞受賞蔵数)

商標名 製造場名 にて記載します。

北海道(3)

千歳鶴 日本清酒株式会社、男山 男山株式会社、福司 福司酒造

青森県(5)

鳩政宗 吟麗 鳩政宗株式会社、稲村屋文四郎 株式会社鳴海醸造店、金冠喜久泉 株式会社西田酒造店、如空 八戸酒類株式会社 五戸工場、桃川 桃川株式会社

岩手県(6)

浜千鳥 株式会社浜千鳥、月の輪 有限会社月の輪酒造、堀の井 高橋良司、南部美人 株式会社南部美人 馬仙峡蔵、鷲の尾 結の香 株式会社わしの尾、あさ開 株式会社あさ開

宮城県(13)

浦霞 株式会社佐浦(矢本蔵とダブル受賞)、わしが国・瞑想水 株式会社山和酒造店、天上夢幻 株式会社中勇酒造店、安倍勘 安倍勘酒造株式会社、日高見 平孝酒造、一ノ倉 一ノ倉 本社蔵、乾坤一 有限会社大沼酒造店、黄金澤 合名会社川敬商店、澤乃泉 石越醸造株式会社、栗駒山 千田酒造株式会社、官寒梅 合名会社寒梅酒造、あたごのまつ 株式会社 新澤醸造店 川崎蔵

秋田県(18)

高清水 秋田酒類製造株式会社(本社蔵・御所野蔵で受賞)、酔楽天 秋田酒造株式会社、銀鱗 株式会社那波商店、両関 両関酒造株式会社、爛漫 秋田銘醸株式会社 本社工場、福小町 木村酒造、一滴千両 秋田県発酵工業株式会社、阿櫻 阿桜酒造株式会社、天の戸 浅舞酒造株式会社、秀よし 合名会社鈴木酒造店、雪の茅舎 齋彌酒造店、天壽 天寿酒造株式会社、北鹿 株式会社北鹿、太平山 小玉醸造株式会社、一白水成 福禄寿酒造株式会社、春霞 合名会社栗林酒造店、福乃友 福乃友酒造株式会社

山形県(13)

出羽桜 出羽桜酒造株式会社 山形蔵、東光 株式会社小嶋総本店、東の麓 東の麓酒造有限会社、十四代 高木酒造株式会社、くどき上手 亀の井酒造株式会社、白露垂珠 竹の露合資会社、出羽ノ雪 酒のいのち 株式会社渡會本店、上喜元 酒田酒造株式会社、栄冠菊勇 菊勇株式会社、初孫 東北銘醸株式会社、朝日川 朝日川酒造株式会社、あら玉月 山丸 和田酒造合資会社、松嶺の富士 松山酒造株式会社

福島県(22)

金水晶 有限会社金水晶酒造店、寿々乃井 株式会社寿々乃井酒造店、廣戸川 松崎酒造株式会社、雪小町 有限会社渡辺酒造本店、さかみずき たに川酒造株式会社、あぶくま 有限会社玄葉本店、三春駒 佐藤酒造株式会社、東豊国 豊国酒造合資会社、奥の松 東日本酒造協業組合、会津中将 鶴乃江酒造株式会社、名倉山 名倉山酒造株式会社、嘉永蔵大吟醸 末廣酒造株式会社 嘉永蔵、會津宮泉 宮泉銘醸株式会社、会津吉の川 合資会社吉の川酒造店、大吟醸 きたのはな 合資会社喜多の華酒造場、國権 國権酒造株式会社、開當男山 渡部謙一、田島 会津酒造株式会社、稲川 合資会社稲川酒造店、榮四郎 榮川酒造株式会社 磐梯工場、萬代芳 合資会社白井酒造店、學十郎 豊国酒造合資会社

茨城県(12)

霧筑波 合資会社浦里酒造店、すてら 稲葉酒造、御慶事 青木酒造株式会社、稲里 磯蔵酒造有限会社、副将軍 明利酒類株式会社、愛友 愛友酒造株式会社、松盛 岡部合名会社、渡舟 府中誉株式会社、白菊 合資会社廣瀬商店、富久心 合資会社椎名酒造店、富士大観 森島酒造株式会社、久慈の山 根本酒造株式会社

栃木県(11)

七水 株式会社虎屋本店、物譽 物譽酒造株式会社、燦爛 株式会社外池酒造店、桜川 株式会社辻善兵衛商店、鳳凰美田 小林酒造株式会社、旭興 渡邉酒造株式会社、開華 第一酒造株式会社、北冠 北関酒造株式会社、若盛 門外不出 西掘酒造株式会社、澤姫 株式会社井上清吉商店、忠愛 株式会社富川酒造店

群馬県(7)

鳳凰聖徳 聖徳銘醸株式会社、群馬泉 島岡酒造株式会社、赤城山 近藤酒造株式会社、貴娘 貴娘酒造株式会社、秘幻 浅間酒造株式会社 第二工場、水芭蕉 永井酒造株式会社、清リョウ 株式会社町田酒造店

埼玉県(5)

力士 株式会社釜屋、鏡山 小江戸鏡山酒造株式会社、帝松 松岡醸造株式会社、天覧山 五十嵐酒造株式会社、文楽 北西酒造株式会社

新潟県(15)

想天坊 河忠酒造株式会社、雪中梅 株式会社丸山酒造場、妙高山 妙高酒造株式会社、越の誉 原酒造株式会社、越路乃紅梅 頚城酒造株式会社、久保田 朝日酒造株式会社 朝日蔵、高千代 高千代酒造株式会社、苗場山 苗場酒造株式会社、越乃寒梅 石本酒造株式会社、越乃八豊 株式会社越後酒造場、真野鶴 尾畑酒造株式会社、〆張鶴 宮尾酒造株式会社、越乃雪椿 雪椿酒造株式会社、越後桜 越後桜酒造株式会社、麒麟山 麒麟山酒造株式会社

長野県(14)

川中島幻舞 株式会社酒千蔵野、佐久の花 佐久の花酒造株式会社、千曲錦 千曲錦酒造株式会社、深山桜 株式会社古屋酒造店、秀峰喜久盛 信州銘醸株式会社、水尾 株式会社田中屋酒造店、真澄 宮坂醸造株式会社 真澄 諏訪蔵、高天 高天酒造株式会社、神渡 株式会社豊島屋、喜久水 喜久水酒造株式会社、髙波 合資会社丸永酒造場、木曽路 株式会社湯川酒造店、酔園 EH酒造株式会社、大雪渓 大雪渓酒造株式会社

千葉県(3)

甲子正宗 株式会社飯沼本家、東薫 東薫酒造株式会社、東魁盛 小泉酒造合資会社

東京都(2)

金婚正宗 豊島屋酒造株式会社、多満自慢 石川酒造株式会社

山梨県(1)

甲斐の開運 井出 輿五右衛門

富山県(3)

林 林酒造、若鶴 若鶴酒造株式会社、立山 立山酒造株式会社 第三工場

石川県(3)

加賀ノ月 株式会社加越、天狗舞 株式会社車多酒造、宗玄 宗玄酒造株式会社 平成蔵

福井(2)

常山 常山酒造合資会社、一本義 株式会社一本義久保本店

岐阜県(4)

百椿 株式会社小坂酒造場、玉柏 合資会社山田商店、花美蔵 白扇酒造株式会社、天領 天領酒造株式会社

静岡県(4)

喜平 静岡蔵 静岡平喜酒造株式会社、志太泉 株式会社志太泉、花の舞 花の舞酒造株式会社、開運 株式会社土井酒造場

愛知県(5)

虎変 金虎酒造株式会社、ほしいずみ 丸一酒造株式会社、金鯱 盛田金しゃち酒造株式会社、國盛 中埜酒造株式会社 國盛蔵、金紋ねのひ 盛田株式会社 小鈴谷工場

三重県(3)

宮の雪 株式会社宮﨑本店、おかげさま 株式会社伊勢萬、若戎 若戎酒造株式会社

滋賀県(4)

浪乃音 浪乃音酒造株式会社、松の司 松瀬酒造株式会社、香の泉 竹内酒造株式会社、喜楽長 喜多酒造株式会社

京都府(8)

聚楽第 佐々木酒造株式会社、月桂冠 月桂冠株式会社(内蔵・昭和蔵・大手一号蔵・大手二合蔵で受賞)、世界鷹 株式会社小山本家酒造 京都伏見工場、黄桜 黄桜株式会社 本店蔵、松竹梅 宝酒造株式会社 伏見工場

大阪府(3)

片野桜 山野酒造株式会社、天野酒 西條合資会社、浪花正宗 浪花酒造有限会社

兵庫県(16)

沢の鶴 沢の鶴株式会社 乾蔵、櫻正宗 櫻正宗株式会社 櫻喜蔵、菊正宗 菊正宗酒造株式会社 嘉宝蔵五番、松竹梅 宝酒造株式会社 白壁蔵、白鶴 白鶴酒造株式会社 旭蔵、福壽 株式会社神戸酒心館 福寿蔵、黒松白鹿 辰馬本家酒造株式会社 六光蔵、大関 大関株式会社(恒和蔵・寿蔵で受賞)、小鼓 株式会社西山酒造場、但馬 此の友酒造株式会社、酒造之助 灘菊酒造株式会社、白鷲の城 田中酒造場、龍力 米のささやき 株式会社本田商店 尚龍蔵、神鷹 江井ヶ嶋酒造株式会社、神結 神結酒造株式会社

奈良県(4)

豊祝 奈良豊澤酒造株式会社、黒松稲天 稲田酒造合名会社、三諸杉 今西酒造株式会社、長龍 長龍酒造株式会社 広陵蔵

和歌山県(1)

一掴 株式会社名手酒造店

島根県(2)

隠岐誉 隠岐酒造株式会社、李白 李白酒造株式会社

岡山県(3)

極聖 宮下酒造株式会社、伊七 熊屋酒造有限会社、喜平 平喜酒造株式会社

広島県(8)

美和桜 美和桜酒造有限会社、黒松 千福 株式会社三宅本店(呉宝庫・吾妻庫で受賞)、雨後の月 相原酒造株式会社、三谷春 林酒造株式会社、酒将 一代 弥山、特製金紋 賀茂鶴、桜吹雪 金光酒造合資会社

徳島県(1)

瓢太閤 日新酒類株式会社 太閤酒造場

愛媛県(3)

酒仙 栄光 栄光酒造株式会社、石鎚 石鎚酒造株式会社、山丹正宗 株式会社八木酒造部

高知県(3)

土佐鶴 土佐鶴酒造株式会社 北大野工場 千寿蔵、南 有限会社南酒造場、文佳人 株式会社アリサワ

福岡県(4)

萬代 株式会社小林酒造本店、庭のうぐいす 合名会社山口酒造場、三井の寿 株式会社みいの寿、山の壽 山の壽酒造株式会社

長崎県(1)

福鶴・長崎美人 福田酒造株式会社

熊本県(1)

瑞鷹 瑞鷹株式会社 川尻本蔵

宮﨑県(1)

千徳 千徳酒造株式会社

結果は

第一位 福島県 22点

第二位 秋田県 18点

第三位 兵庫県 16点

第四位 新潟県 15点

第五位 長野県 14点

ということで、見事福島県の「7年連続金賞受賞数第一位」が達成されました!福島県の酒蔵の切磋琢磨による技術向上が、この結果に表れているといえるでしょう。

近年何かと話題の秋田県が、兵庫県を抜いて第二位になったことにも注目されます。

全国新酒鑑評会とは

「全国新酒鑑評会」とは毎年醸造される日本酒(清酒)の「新酒を全国的に調査研究することで、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質向上に資することを目的として」独立行政法人の「酒類総合研究所」が実施しているものです(同研究所公式サイトより)。

詳細はこちら

古く歴史を遡れば、明治44年(1911年)に始まった歴史のある鑑評会で、優秀な評価を受けた酒蔵の酵母を醸造協会が採取し、純粋培養して全国の酒蔵に頒布する(所謂「協会酵母」)など、酒造の歴史に大きな貢献も果たした経緯があります。

現在は全国の都道府県から800点以上の出品酒があり、その中から成績(品質)優秀なものが約400点「入賞酒」とされ、さらにその中で優秀な酒に「金賞」が約200点選定されています。

おすすめの日本酒

ではここで、金賞を受賞した酒蔵から特におすすめする日本酒をご紹介しましょう。

福島県 「會津宮泉 純米吟醸」

今回全体でトップの金賞受賞数を、それも「7年連続」で獲得した福島県からは「會津宮泉」をご紹介します。

昨年(2018年)の「SAKE COMPETITION」の純米酒部門で見事第一位に輝くなど、近年特に評価の高まっている酒蔵が「宮泉銘醸」です。社長は40代に入ったばかりの若手ながら、杜氏を兼ねる「蔵元杜氏」。家業を継ぐ前に他業界で働いていたことなど、秋田県のムーブメント「NEXT5」との共通点も感じます。

宮泉同様、看板商品となっている「冩樂」も人気で入手困難となっているほど。

「會津宮泉 純米吟醸」は、酒造好適米「五百万石」で仕込んだフルーティな純米吟醸酒(生酒)です。米の旨味と酸味のバランスが良い、上品な味わいが魅力です。

秋田県 天の戸 純米大吟醸 45

金賞受賞数第二位の秋田県からもおすすめの日本酒をご紹介します。

秋田県は横手市の酒蔵「浅舞酒造」が醸す「天の戸」です。浅舞酒造は蔵から半径5km以内で栽培される米だけを使い、全量を「純米造り」にするというこだわりの酒造りを行なっています。

「天の戸 純米大吟醸 45」は、地元産の秋田酒造米である「吟の精」を45%磨きとし、飲みごたえがありながら後味がスッキリというバランスのよい味わいに仕上げられています。

まとめ

国内中の日本酒ファンが注目する「2018酒造年度・全国新酒鑑評会」の結果速報をお届けしました。見事、福島県が7年連続の金賞受賞数第一位を獲得するという快挙を成し遂げています。

ぜひ、これら注目の銘酒を味わってみてください。そしてQOOLの読者なら、彼女とのデートの食事でお酒選びに困らないように、事前に「金賞受賞酒」をチェックしておきましょう。

 

 

 

この記事のライター

raita kitano

食べ飲み歩きと写真を撮りながらの街散策が好きな男性ライターです。上場企業の管理職時代に培った飲食店訪問の経験を活かし、老舗の飲食店から流行のちょっとお洒落な店までをご紹介します。

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