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WriterQOOL編集部
ダイエット初心者におすすめのエアロバイク10選。自分にあった選び方とは?

自宅で運動不足を解消しながらダイエットを始めたいと思ったとき、エアロバイクは良い選択肢の一つです。しかし「気になって調べてみたはいいものの、種類が多すぎてどれがいいのか分からない」というケースが多いのが困りもの。
そこで今回は、これから自宅で運動を始めたいあなたに向けて、エアロバイクの基礎知識や選び方のポイント、おすすめのエアロバイクをまとめてご紹介します。さっそく自宅ダイエットを始めていきましょう。
自分に合ったエアロバイクを選ぶための6つのポイント
エアロバイクはスポーツジムでも積極的に導入されているアイテムで、プロアマ問わず多くの人が「ダイエット」や「スタミナアップ」などの目的で利用しています。
それを自宅に用意するとなると、やはり「自分の目的や使う環境に合ったエアロバイク」を選びたいところ。
例えば「ダイエットしたいから走った分のカロリーが知りたい」というケースもあれば「集合住宅だから静かなほうがいい」と静音性を重視したい場合もあるでしょう。
まずは自分に合ったエアロバイクを選ぶために、着目すべきポイントを知っておきましょう。
エアロバイクを選ぶポイント
- まずは4つのタイプから選ぶ
- 負荷方式も大切。自宅向けの2種類から選ぼう
- サドルの高さや位置の調整機能はマスト
- 置くスペースに合わせたサイズの商品をチョイス
- 集合住宅の場合は静音性にも注意
- モニタリング機能があると続けやすい
1. まずは4つのタイプから選ぶ
エアロバイクには様々なタイプのものがありますが、家庭用におすすめのタイプは4つ。
エアロバイクのタイプ | 特徴 |
![]() アップライトタイプ |
サドルの下にペダルが付いているため、自転車と同じ感覚で運動ができる。運動不足解消、ダイエットなど幅広い目的に対応しており、商品ラインナップが最も多い |
![]() 折りたたみタイプ |
スリムがゆえに他のタイプよりも安定感に欠けるものの、省スペースで利用できる。エアロバイク初心者におすすめ。 |
![]() リカベントタイプ |
背もたれを使い、ゆったりとした姿勢で漕げて心臓への負担が少ないタイプ。リハビリにも用いられる。他のタイプと比べるとサイズが大きいのが難点。 |
![]() スピンタイプ |
大きなホイールがついており前傾姿勢で使用する。強い負荷を掛けられるため、本格的にスタミナアップしたい人向け。アスリートも使用するタイプ。 |
初心者がダイエットを始めるなら、もっとも一般的で種類も多い「アップライトタイプ」や、場所を取らない「折りたたみタイプ」がおすすめです。
さらに「足腰に負担をかけずに運動をしたい」という場合は「リカンベントバイク」がおすすめ。背もたれがあり、リハビリにもよく使われるタイプです。
対して高負荷のトレーニングがしたいなら「スピンタイプ」が良いでしょう。アスリートのトレーニングにも利用されるような高負荷のタイプです。
2. 負荷方式も大切。自宅向けの2種類から選ぼう
エアロバイクはペダルを漕いで運動をしますが、そのペダルにかかる抵抗(負荷)の掛け方は大きく4種類に分かれます。
- マグネット負荷方式
- 電磁負荷方式
- ベルト負荷方式
- 摩擦方式
この中で自宅ダイエットに向いているのは「マグネット負荷方式」と「電磁負荷方式」の2種類。静音性が高く、家で普通に運動するには十分な負荷調整が可能です。
ちなみに「ベルト負荷方式」はもっとも簡単な仕組みの負荷方式で、騒音が気になるものが多いため自宅用には向きません。「摩擦負荷方式」は非常に高い負荷をかけられるため、本格的なトレーニング向けです。
3. サドルの高さや位置の調整機能はマスト
ほとんどの商品に搭載されている機能ではありますが、サドルの高さや前後位置を調整できるエアロバイクを選ぶのも大切。
どれだけ性能の良いエアロバイクを購入しても、身体と合ったサイズでなければ運動効果が減ってしまう恐れがあります。サドルの位置を調節することで、膝関節や腰部の負担軽減に繋がり、快適に使用できるでしょう。
4. 置くスペースに合わせたサイズの商品をチョイス
エアロバイクを選ぶうえで、忘れてはならないのが「サイズ」です。設置スペースの広さとエアロバイクの大きさは必ず確認しましょう。
「わざわざ計るのは面倒」という方は、折りたたみ式を選ぶことも一つの選択肢です。
据え置き型のサイズを確認せず購入すると、家の中に設置しようとしたときに、「エアロバイクが置けない」「生活空間を占拠し、邪魔に感じる」ということになりかねません。
本記事では、紹介する全ての商品のサイズを記載しています。自宅に置けるサイズか確認してから購入しましょう。
5. 集合住宅の場合は静音性にも注意
マンションやアパートなどの集合住宅での使用や、夜間の使用を考えているという方にチェックしてもらいたいのが、音の大きさです。
フィットネスバイクの作動音は意外と大きいため、周りの人に迷惑をかけないためにも静音設計の商品を選びましょう。
6. モニタリング機能があると続けやすい
ダイエットのためにエアロバイクを購入したい、という方に注目してほしいのが、モニタリング機能の有無です。
ダイエット目的なら、消費カロリーを計測できるものを選んで下さい。消費したカロリーを確認しながら運動することで、「本当に痩せるのかな?」という疑問を抱くことなく続けられます。
ほか、走行距離を計測できるものも便利です。計画に応じてトレーニング強度も調整しやすくなり、これまでに走った距離がわかることでモチベーションアップにも繋がるでしょう。
ダイエット初心者におすすめのエアロバイク10選
それでは「ECサイトなどの口コミ」や「コスパ」から総合的に判断した、ダイエット初心者におすすめの使いやすいエアロバイクをご紹介していきます。
ここまでにお伝えしてきた「選び方」で自分にあった商品をチョイスできるよう、負荷方式やサイズなどもすべて比較できるよう記載しました。
ぜひ自分の目的や自宅のスペースにあったエアロバイクを見つけて下さい。
※型番をクリックすると、エアロバイクの詳細へジャンプします
※スマホの場合はスクロールしてください
型番 | ![]() |
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価格(税込) | 19,980円 | 22,000円 | 16,800円 | 21,379円 | 48,300円 | 37,800円 | 27,071円 | 20,743円 | 49,280円 | 104,270円 |
タイプ | 折りたたみ | アップライト | 折りたたみ | アップライト | スピン | アップライト | スピン | アップライト | リカンベント | アップライト |
負荷方式 | マグネット負荷 | マグネット負荷 | 電磁負荷 | マグネット負荷 | マグネット負荷 | マグネット負荷 | 摩擦負荷 | マグネット負荷 | マグネット負荷 | 電磁負荷 |
特徴 | コンパクトな折りたたみ式 | 有名メーカーの人気モデル | スタイリッシュで音も静か | サドル・ハンドルの角度調整可能 | 365日のカスタマーサポート付き | メーターに体脂肪測定、BMI表示付き | トレーニングにも利用可能 | 背もたれ付き、子供から大人まで利用可能 | 座面スライド調整可能 | 複数人の健康管理が可能 |
※価格は変更になっている場合があります。
「STEADY フィットネスバイク ST102」
折りたたみができるマグネット方式のエアロバイク。
静かで場所も取らないため、マンションにお住いの方におすすめです。タブレットホルダーがあるため、youtubeなどを見ながらの「ながらトレーニング」も可能。
負荷は8段階調整のため、運動不足解消からダイエットまで幅広い目的に対応しています。
タイプ | 折りたたみ |
負荷方式 | マグネット |
本体のサイズ | 高さ110cm× 横×41cm奥行67cm |
重量 | 14.7kg |
サドルの高さ | 71cm~86cm |
計測機能 | スピード・時間・カロリー・走行距離・累計走行距離・心拍数 |
「アルインコ プログラムバイク AFB6214」
エアロバイクの有名メーカー「アルインコ」の人気モデルで、心拍数測定機能を備えたアップライトタイプ。サドルとハンドルの調節が可能なのもポイントです。
目的や気分に合わせて選べる「マニュアルモード」「プログラムモード」「持久力テスト」などの、6種類のトレーニングメニューを備えているため、ユーザーを飽きさせません。
運動中に6つの項目(時間、距離、速度/回転数、カロリー/運動量、心拍数、登録番号/性別)を確認できる、「見やすい表示メーター」付き。
タイプ | アップライト |
負荷方式 | マグネット |
本体のサイズ | 高さ115.5cm×横50.5cm×奥行82cm |
重量 | 18kg |
サドルの高さ | 60cm~82.5cm |
計測機能 | 時間・距離・速度/回転数・カロリー/運動量・心拍数・登録番号/性別 |
「HAIGE エアロフィットネスバイク HG-QB-J917B 」
小型・軽量で、手軽に使うことができるスタイリッシュなデザインの静音式バイク。アップライトモードと、リクライニングモードの2種類で利用可能です。
静音性が高く、アパートやマンションでも騒音を気にせず利用でき、ダイエットやリハビリなどの健康目的のトレーニングに最適なエアロバイクです。
タイプ | 折りたたみ |
負荷方式 | マグネット |
本体のサイズ | 高さ128cm×横50cm×奥行67cm |
重量 | 20kg |
サドルの高さ | アップラ イトモード:77-84cm リクライニングモード:69-75cm |
計測機能 | 速度・時間・距離・カロリー・心拍数・運動量 |
「アルインコ エアロマグネティックバイク AF6200」
見やすい大型液晶メーターと、各項目を設定しやすいジョグダイヤル方式で、操作がシンプルで使いやすいと評判のエアロバイク。
サドルだけでなく、ハンドルの角度調整もできるため、一人ひとりの体格に合わせて調整でき、快適に運動できます。
タイプ | アップライト |
負荷方式 | マグネット |
本体のサイズ | 高さ124cm×横52cm×奥行81cm |
重量 | 22kg |
サドルの高さ | 69~85cm |
計測機能 | 時間・距離・カロリー・速度・回転数・心拍数 |
「FiTBOX スピンバイク」
「FiTBOX スピンバイク」は、予約が2ヶ月待ちになったことがあるほどの人気エアロバイク。
心拍数の測定機能はもちろん、スマホ・タブレットホルダーや365日のカスタマーサポートなど嬉しい特徴が満載です。
マグネット負荷方式で音も静か、防水・防塵性にも優れています。
高級感のあるデザインと最長90分間の連続使用時間が魅力で、初心者〜上級者まで幅広くおすすめ。
タイプ | スピン |
負荷方式 | マグネット |
本体のサイズ | 高さ113cm×横43.6cm×奥行88cm |
重量 | 33kg |
サドルの高さ | 64cm~82cm
前後・高さ調整可能 |
計測機能 | 時間・速度・距離・カロリー・心拍数 |
「リマーク マグネットバイク FB-680HP」
最新式のタッチパネルボタンを採用した、スリムでスタイリッシュなメーターを装備しているエアロバイクです。
マグネット負荷装置とベルト駆動により、滑らかなこぎ心地と静かな回転音で快適にトレーニングを継続できます。
お尻に優しいソフトサドルは、簡単に高さが可能です。メーター機能に体脂肪測定、BMI表示付き。
タイプ | アップライト |
負荷方式 | マグネット |
本体のサイズ | 高さ132cm×横53cm×奥行94cm |
重量 | 26.2kg |
サドルの高さ | 71.5cm~104cm |
計測機能 | 速度、時間、距離、カロリー、脈拍数、ペダル回転数、体力評価、体脂肪率、BMI |
「HAIGE スピンバイク HG-YX-5006S」
摩擦負荷システムにより、初動は重く感じ、自転車に近いペダリング感覚でエクササイズができるスピンタイプのバイク。
リハビリや介護施設などでも幅広く使用されており、運動不足解消から本格的なバイクエクササイズまで、トレーニング内容に合わせた使い方のできるバイクです。
タイプ | スピン |
負荷方式 | 摩擦 |
本体のサイズ | 高さ99cm~110cm×横65cm×奥行80cm |
重量 | 26kg |
サドルの高さ | 71cm〜86cm(前後10cm調整可能) |
計測機能 | 速度・時間・カロリー・距離 |
「La-VIE(ラヴィ)折りたたみ式クロスバイクneo」
サドルに背もたれとハンドルが付いており、腰やひざへの負担が少ないエアロバイク。
腰痛や膝の痛みがあり、運動をためらっている場合は特におすすめ。ペダルの負荷は8段階、サドルの高さは7段階に調整可能です。
タイプ | アップライト |
負荷方式 | マグネット |
本体のサイズ | 高さ120cm×横52cm×奥行93cm |
重量 | 17.4kg |
サドルの高さ | 70cm~91cm |
計測機能 | 速度・距離・時間・消費カロリー・累積距離 |
「ダイコー リカンベントバイク DK-8604R」
手動式マグネット負荷8段階、体型や身長に合わせたシートポジション調整で、家族みんなで使うことが可能です。
運動状況を表示するディスプレイパネル付きで、目標に応じたトレーニングを行えます。
タイプ | リカンベント |
負荷方式 | マグネット |
本体のサイズ | 高さ107cm×横62cm×奥行119cm~125cm |
重量 | 31kg |
サドルの高さ | 48cm~64cm(前後16cm調整可能) |
計測機能 | 時間・スピード・距離・カロリー・心拍数 |
「コナミスポーツクラブ エアロバイクEZ101」
自分専用メニューも設定できる、本格メニュー搭載のアップライトバイク。
ダイエットや運動不足解消などの目的や体の状態に合わせて、脈拍センサーを元に、適切な運動プログラムを設定できます。
3人分のトレーニングメニューが保存できるため、家族で共有できるのも嬉しいポイント。家庭で使えるエアロバイクの中ではやや高価ですが、質の高さには定評があります。
タイプ | アップライト |
負荷方式 | 電磁 |
本体のサイズ | 高さ125.9cm×横52.8cm×奥行77.2cm |
重量 | 27.5kg |
サドルの高さ | 79.3~103.4cm |
計測機能 | 脈拍数、三人分のトレーニング記録メモリー機能 |
エアロバイクと一緒に用意すると便利なグッズ
エクササイズマット
まずはエアロバイクの下に敷くマットを準備しましょう。商品によってはセットで販売しているものもあります。
摩擦方式によって静音性は変わりますが、どのタイプであっても直置きすると音や振動が階下に伝わるため、エアロバイクはマットの上に置き、音や振動を抑えましょう。
また、エアロバイクは重量があるものが多く、長期間同じ場所に置くことで床が凹んだり傷になってしまう場合があります。マットを敷くことにより、そのリスクを減らすことができます。
サドルカバー
エアロバイクのサドルは小さいものが多く、慣れない内は「長時間漕ぎ続けるとお尻が痛くなる」という声もよく聞きます。
痛みを感じながら運動を続けるのは予想以上に辛いもの。そこで、本体とは別でサドルクッションを購入しておくことをおすすめします。
ジェルクッションタイプのサドルカバーやクッションを購入するといいでしょう。
スマートウォッチ
エアロバイク本体に心拍計が搭載されているものが多いものの、注意点が一つあります。
それは、基本的にハンドル部に測定機能が搭載されており、ハンドルを握っていないと測定できないこと。ポジションを変えられない不便さを感じるかもしれません。
ダイエットやトレーニングをするうえでは、心拍数を気にする必要がありますが、ずっと同じ姿勢ではつらいですよね。
そんな方におすすめなアイテムが、心拍数や運動量などを管理できるスマートウォッチ。手首に巻いてしまえば、どのような体勢になっても測定できます。
最近はスマホと連携してデータ管理ができるものや、デザインが良いものも多いため、日常生活でも便利に使えます。
自分に合ったエアロバイクでダイエットを始めよう
エアロバイクは気軽に自宅で運動を始められる便利なアイテムです。
運動不足でダイエットを始めたいと思ったときに、もちろんランニングを始めるのも、ジムに通うのも良いかもしれません。
でも運動は、とにかく「継続」が大切。
エアロバイクなのか、ジムなのか、とにかく自分が続けやすい方法で運動を始めてみて下さい。