
筋トレグッズ
WriterQOOL編集部
おすすめのラダー10選。トレーニングに使うメリットや選び方も解説

当記事ではプロトレーナー監修のもと、おすすめのラダーをご紹介します。
フットワークトレーニングに便利なラダーですが、様々な長さや形状のものが販売されており、行いたいトレーニングに適した製品を選ぶ必要があります。
そこで今回はラダーを選ぶ基準や、トレーニングに取り入れるメリット、注意点まで詳しくまとめました。
ぜひ当記事を参考に、自分に合ったラダーを選んで下さい。
監修者プロフィール

- パーソナルトレーナー監修者 藤本 千晶
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2010年に仙台大学大学院修了後、車いすバスケットボール日本代表選手や高校バスケットボールチーム・大学男子ラクロスのストレングスコーチとして活動。
2016年からは活動拠点を栃木県宇都宮市に移し、パーソナルジムにて一般利用者を対象にした健康増進・体型改善のトレーニング指導を経験する。
現在はフリーランストレーナーとして、女性の体型改善専門のパーソナルトレーナー・オンラインダイエットコーチとして活動中。SNS
ラダーとは
ラダーとは、瞬発力や敏捷性のトレーニングに利用するハシゴ状のトレーニンググッズ。
地面に敷いて、その上で様々なフットワークのトレーニングを行うといった用途で使用します。
例えばサッカーやバスケットボールなど、様々なフットワークを要求される競技のトレーニングに使われるのが一般的。
他にも陸上の短距離競技での足の使い方を覚えるために使うなど、アスリートのトレーニングにおいて幅広く利用されるアイテムです。
ラダーをトレーニングに取り入れるメリット
ここではプロトレーナー目線で、トレーニングにラダーを取り入れるメリットについて解説します。
様々な足の使い方を訓練できる
ラダーの置き方を調整することで、多種多様なフットワークトレーニングに利用できます。
一例として、初心者のバスケ選手がラダートレーニングを行うとしましょう。
サイドステップで左側に進む場合、左脚を大きく左側に出す必要があります。それが苦手な選手は、ラダーのマス目の間隔を広く取ってトレーニングすると、自然と大きく脚を出す癖をつけるのに役立ちます。
また脚を交差するステップが苦手な選手なら、時間制限を設けてマス目内で素早くステップ練習をすると、スピードアップの訓練になります。
このように置き方を工夫すれば様々な足の使い方を練習できるのが、ラダーの大きな魅力です。
成功失敗がわかりやすい
床にテープを貼ってトレーニングをしているチームも多数見ます。悪くはありませんが、通常のラダーと比べて成功・失敗がわかりにくいところが難点です。
ラダーを実際に敷いて練習を行うと、成功失敗がわかりやすく即座にフィードバックされます。
そのため、選手たちは自分で成功失敗を簡易に判断できて、指導者から見てもコーチングの手間を減らすことが出来ます。
ラダーを利用することで、フットワークトレーニングの効率自体が大きく向上する可能性があります。
楽しくトレーニングできる
ラダーはゲーム性があり、とても楽しくトレーニングできる道具です。
成功失敗が即座にフィードバックされたり、制限時間をつけて回数を競えたりするなど、ただフットワークの練習をするよりゲーム性を持たせられるのがメリット。
単調になりがちなフットワーク練習が楽しい時間になり、トレーニング効率のアップにも繋がるでしょう。
ラダーの選び方
次に、ラダーを選ぶ際にチェックすべきポイントをまとめました。
「長さ」「形」「調整機能」の3つを確認して選んでみて下さい。
長さを確認する
ラダーの全長は、できるだけ長いものを選ぶのがおすすめです。
長すぎる場合、狭いスペースだと邪魔になると考えてしまいがちですが、端を縮めて畳んでしまえば特に問題ありません。
もちろん卓球など狭い範囲でしか動く必要がない競技のトレーニングで使う場合なら、短めでも良いかもしれません。
しかし屋外でトレーニングすることも可能ですから、幅広い用途での利用を考えるなら、基本的には長いものを選ぶと良いでしょう。
また後から足す可能性があるのであれば、連結タイプも広く販売されていますので、そちらも検討してみて下さい。
プレートの形
ある程度の長さを確保すれば、次はプレートの形を検討しましょう。
分類すると「はしご・多角形・スティック」の3タイプが用意されています。
まず「はしごタイプ」が、ごくベーシックなラダーです。基本的にこの商品を買っておけば問題はないでしょう。
「多角形タイプ」はマス目が四角ではなく六角形になっているなど、特殊な形状をしたラダーです。はしごタイプでは出来ないようなフットワークの練習が可能になりますから、バリエーションをつけたい場合におすすめです。(マス目幅を調整できない物が多い点がデメリットです。)
「スティックタイプ」は、スティック同士がひもで連結されていない、スティックだけの商品です。自由に幅や置き方を変えられるため、様々な使い方が可能です。
一方で連結されている紐がないために、それを使ったドリルが行えない点や、セットに手間がかかる事がかかる点がデメリットです。
用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
マス目調整機能
また多くの「はしごタイプ」のラダーには、マス目のサイズを調整できる機能がついています。
この機能がついていることで多様なフットワーク練習が可能になりますから、基本的には調整機能がついているラダーを選ぶことをおすすめします。
おすすめのラダー10選
ここでは、プロトレーナーが選んだおすすめのラダーをご紹介していきます。
ぜひ検討してみて下さい。
LICLI(リクライ) ラダー
「LICLI(リクライ)ラダー」はコストパフォーマンスがよく、必要十分な機能がついたおすすめのラダー。ベーシックなはしごタイプです。
ラダーの全長は最長9mと長く、マス目長さの調整機能もついています。マス目調節はスティックを前後させるのではなくボタン式になっており、簡単に長さを均一に揃えられるのもメリット。
さらには連結機能もあり、長さを足していくことも可能です。
レビューを見ても「耐久性も十分」とする声が多い製品で、なおかつリーズナブルですから、迷ったら「LICLI(リクライ)ラダー」を選んでおくと良いでしょう。
Dualecoラダー
マス目の長さを自由に変えたい、一カ所だけ極端に大きくしたいという場合は、Dualecoラダーがおすすめです。
機能はLICLIとほぼ変わりませんが、マス目の調整方法が違って自由に幅が決められます。そのため、例えば一カ所だけ極端に長くすることも可能なラダーです。
自由に幅が決められるタイプのラダーは多数ありますが、この商品にはひも部分に目盛りがついており、マス目幅を均等に戻すのが簡単な点がメリット。
製品としての良さはLICLIと変わりませんが、マス目幅の長さをニーズに沿って変えたいという方はDualecoラダーがおすすめです。
PolySky ラダー
「短距離走での足さばきの練習をしたいから、とにかく長いものが欲しい」という場合には、PolySkyラダーがおすすめです。
全長10mと長く、マス目幅も自由に決められるため、スプリントの足さばき練習をするのにピッタリです。
目盛りがついていないため、前述の二つよりもマス目の調整は少し大変ですが、とにかく長いものが必要な方におすすめのラダーです。
Perfeclan ラダー
とにかく安くて使えるものが欲しい場合、Perfeclanラダーがおすすめ。4mと短いサイズであれば執筆時点で880円と、とにかくリーズナブルに手に入るラダーです。
連結機能もついており、マス目サイズも自由に変えられる仕様。サイズも豊富で「4・6・9・10メートル」と、4サイズ展開です。
とにかく料金の安さを重視して選びたい方は、Perfeclanラダーを検討してみて下さい。
NISHI(ニシ・スポーツ) ラダー屋内用NT7705
「細かいことは考えずに、屋内で使える品質の良いラダーが欲しい」という方には、NISHIラダー屋内用NT7705がおすすめです。
特筆すべき点は裏面に滑り止め加工がしており、スティック部を踏んでも転びにくくケガをしにくいという点。1本ごとの長さは4mと短いですが、連結できるため買い足すことが可能です。
価格は少々高めですが、クオリティの高い一品を購入したい場合はこちらをおすすめします。
クレーマージャパン クイックフットラダー SC000140
ラダーのハイエンド製品といえば、クレーマージャパンのクイックフットラダー。やや厚みがあり、山型に出っ張ったスティックが特徴の製品です。
他の完全フラットなラダーと違い、スティックに厚みがあるためにしっかりと脚を上げなければ引っかかってしまいます。フットワークをより正確に行うために、トレーニング難易度を上げる目的で取り入れられます。
また踏んでしまいやすい構造にもかかわらず、中は空洞で柔らかく、転びにくく作られている構造もポイントが高い点。
値段は他のラダーと比較して一桁高く、マス目調節機能もついていません。しかしより正確なフットワークを習得したい方は、購入を検討してみて下さい。
ダンノ(DANNO) チビラダー D5313
限られたニーズですが、小さな子供用に購入するのであれば「DANNOチビラダー」がおすすめです。
長さ調整機能も連結機能もなく、幅も固定されており、サイズが変わって難しさが変化することがありません。35cm四方と狭めのラダーで、小学校低学年の子供にピッタリの商品です。
学校体育でも幅広く採用されているDANNO製品であり、耐久性・品質は間違いといえるラダーですから、小さな子供のトレーニング用には、こちらの製品がおすすめです。
クレーマージャパン スティックラダー SC000141
スティックタイプのラダーが欲しいのであれば、クレーマージャパンのスティックラダーをおすすめします。
通常タイプのラダーと同じで、少し厚みのある山型タイプ。紐がないだけで半額以下の値段で購入できるのも魅力です。
設置に手間がかかるデメリットはありますが、多用途に利用できるラダー。高耐久性のハイエンド商品が、この価格で手に入るのはお得です。
Fungoalスピードヘキサゴン
六角形型のラダーが欲しい場合は、Fungoalのスピードヘキサゴンがおすすめ。通常のラダーとは違い、六角形のため斜め前・斜め後ろへのフットワーク練習が捗ります。
また、一部を立ててハードルにすることができたり、分解してマス目を自由に配置できたりと、多種多様なフットワーク練習に使えるのもポイント。
デメリットはマス目幅の調整ができないため、スプリントの足さばき練習ができないことですが、そもそもその使い方を想定していないラダーです。
より多方向へのフットワークを練習したい方は、こちらのラダーを検討してみて下さい。
RAKU スピードヘキサゴン
RAKUスピードヘキサゴンは、リングが八個セットになっている多角形タイプラダー。Fuangoalよりも多くのリングが必要であれば、こちらがおすすめです。
持ち運び用のバッグもついていて、携帯性や収納性が良いのもポイント。
リングサイズは少し小さめですから、細かなフットワークを向上させたい方におすすめのラダーです。
ラダーを使う上で注意したいポイント
ここでは、ラダートレーニングを取り入れる上で注意したいことをまとめました。
壊れやすいので、消耗品として考える
ラダーは壊れやすい商品です。
基本的にプラスチック製でフットワーク練習に使います。そのため何度もラダーを踏むことなり常にダメージが入る道具です。
ですから、一定期間で買い換えるものだと考えておきましょう。
スピードアップが目的ではない
ラダートレーニングを行なっても、スピードが上がるわけではありません。
競技に必要なフットワークテクニックを習得し、瞬発力や敏捷性を向上させるためのトレーニングです。
運動不足の人が行えば多少は速くなるかもしれませんが、運動不足の人には他にもっと良いトレーニングがあるかもしれません。
一人ひとりに合ったドリルが必要
ラダートレーニングを取り入れる際には、一人ひとりに必要なフットワークの要素を分析して、それを改善するためのドリルを組む必要があります。
指導者として選手の育成に取り入れるなら、上記の総合的なコーチングが必要だということです。
例えば動画共有サイトに乗っているドリルを闇雲にこなしても、その人の状況に合っていなければパフォーマンスはあがりません。
あくまでもラダーは一つのツールでしかないことを頭に置いて使うと良いでしょう。
まとめ
ラダーは、フットワークが重要な競技トレーニングにもってこいのトレーニンググッズです。
長さやプレートの形、調整機能を比較して選び、ぜひ上手にトレーニングに取り入れてみて下さい。
基本的には消耗品ですから、まずはそこそこの価格のラダーから試してみることをおすすめします。
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