- 株式会社KNOX宮下トレーナー
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警察官を経てトレーナーへと転身。大手フィットネスクラブでインストラクターとしてキャリアを重ね、その後は北島康介氏プロデュース「FLUX CONDITIONINGS」の人事育成兼専属パーソナルトレーナーへ。プロゴルファーや力士、アーティストなど様々な著名人を受け持ち、2018年に独立して『KNOX』の代表として活動。パーソナルトレーナーの専門学校であるセカンドパス札幌校の代表講師としても活躍中。
- 株式会社ORGO安井さん
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株式会社ORGOのソフトウェア開発事業部でプロダクトマネージャーとして勤務。ePose(イーポーズ)の開発、マーケティング全般を担当。
社会人野球チームに所属してプレイしている。
AI姿勢分析アプリePose(イーポーズ)とは
さっそくですが、ePose(イーポーズ)について教えていただけますか。
ePose(イーポーズ)は、独自のAI姿勢分析モデルを活用して、簡単に姿勢分析をおこなえるWebアプリです。
顧客管理システムも導入していて、おもに接骨院やパーソナルジム、エステなど、姿勢にかかわるフィットネス・ヘルスケア事業者への導入を見込んで開発しました。
とにかく気軽に使えること、長く使いやすいことを目指した、プロの仕事に寄り添えることを目指した仕様になっています。
なるほど。
姿勢分析というと難しそうですが、具体的にはどんなことができるんですか?
はい。
タブレットのカメラで人物を撮影するだけで、その人の姿勢をAIが分析して、姿勢タイプごとに分類してレポートに表示します。
あとはその姿勢タイプごとに弱っている可能性のある筋肉、反対に緊張している可能性のある筋肉を表示する機能などもついています。
これはアドバイザーであるプロトレーナーの宮下さんからも、導入をおすすめされた機能です。
すごい。
過去に宮下さんにお願いした取材の中で「姿勢」についても色々と教えていただきましたが、やはり姿勢といえば筋肉が関係していますよね。
宮下さんがePoseにこの機能の導入をおすすめした理由も教えていただけますか?
そうですね。
私たちがお客様の姿勢分析をするシチュエーションを考えると、ただ姿勢の状態を伝えて終わりではなく、かならず筋肉の話になります。
私のようなトレーナーの仕事だと、「見た目のバランスを良くするには、ここの筋肉を鍛えた方がいいですね」といった話になります。反対に「ここの筋肉の緊張をほぐしましょうか」という話もします。
それをお客様に説明するときの材料として、筋肉の情報がパッとみてわかるようなレポートはかならずあった方が良いと思って提案しました。
確かに、口で言われるだけじゃなくて画面で見せられると納得度が上がりそうです。
これはいいアプリだ。
ePose(イーポーズ)のメリットや魅力
僕たちから見ると、自分の姿勢タイプはちょっと気になるなとか、体の状態がなんとなく色々とわかって面白そうだなという感想しかないのですが、実際にアプリを接客に使うプロの視点から見たメリットを教えていただけますか。
はい、これはぜひ宮下さんからお願いできたらと思います!
顧客の納得度を上げる武器になる
まずは、接客の際にお客様の納得度を上げるために有用だと思います。
私の場合、普段からお客様の写真を撮ってお見せしたり、人体の筋肉を表示する専門的なアプリを別途つかって説明したりしていましたが、ePoseならひとつで済みます。
なるほど。必要な情報がまとまっているというのは、施術を受ける側としてもわかりやすくて良さそうです。
しかもePoseならレポートを印刷したり、メールで送ったりしてお客様にお渡しすることもできます。
いろいろな活用方法がありそうな、良いアプリだと思いますよ。
アプリを活用できる業種が幅広い
たとえばトレーナー、理学療法士、柔道整復師、整体師など、身体を扱う人であればどなたでも活用できるようなアプリになっているのも、このアプリの良いところです。
ePoseでは原則として科学的根拠をもとにした一次情報を取り扱うようにしていますから、おそらく業種によって使いにくさを感じることなどはないと思います。
なるほど。
アプリ側で業種や考え方によって意見が変わりそうな説明などが表示されていると、場合によっては困りそうですもんね。
まさに。
このアプリのウリである姿勢タイプの分類についても、理学療法の権威であるケンダル氏の提唱するものを軸にしています。
私の個人的な意見はできるだけ入れずに、基礎的な知識を扱うことを意識しました。
どの施術者が使っても説明を阻まれることなく、きちんと接客に活かせるアプリになっていると思いますよ。
けっこうシンプルなレポートだなとも思いましたが、あえてそういった思想があるんですね。
まさにプロの仕事を考えたツールだ。
マーケティングやPRにも活用できる
これは姿勢分析アプリ全般に言えることかもしれませんが、こういったツールを導入していること自体が店舗のPRになると思っています。
例えばホームページに「ePoseを導入しました」と説明を入れることで、新しい技術を積極的に取り入れてサービスを充実させようとしている姿勢がお客様に示せるかと思います。
たしかに。
僕もたまに接骨院を探すことがありますけど、ePoseのようなツールが導入されていたら選ぶきっかけになるかもしれません。
せっかくなら姿勢分析してほしい。
とくに私たちのようなパーソナルトレーニングだと、まずはお試しの体験レッスンを受けていただくことが重要です。
「体験を受けていただいたら姿勢分析レポートを無料でお渡しします」といった施策などもできると思いますし、実際の施術に役立つだけではなく、本当にいろいろな活用方法があるアプリだと思いますよ。
ePose(イーポーズ)の使い方
ジムや接骨院などで導入すると、とても使い勝手が良さそうなアプリだとわかりました。
せっかくですので、実際に使い方を見せていただいてもいいですか?
もちろんです。
簡単にご利用いただけますので、登録方法からご説明しますね。
事業者登録
まずは公式サイトから事業者登録をしていただきます。
「アカウント登録(無料)」のボタンから進んで、事業者さまの情報を入力していただければ完了です。
一応審査をさせていただき、実在する事業者さまであれば、基本的には承認させていただいております。
なるほど。変な人に登録されたら困りますもんね。
もちろん登録は無料で、アプリの利用自体も2024年中は完全に無料で提供しています。
その後は月額制での提供を予定していますが、まずは無料のお試し期間として、ぜひ気軽に使っていただけたらと思っています。
アプリにログインして顧客登録
審査が完了したら、ご登録いただいたメールアドレスへと案内が送られます。
するとログインしていただいたら使える状態になっていますので、次に姿勢を分析する顧客様のプロフィールを入力していただきます。
ただカメラで撮るだけではなくて、一人ひとりのプロフィールが必要なんですね。
はい。顧客管理台帳としても使っていただけるようにしています。
とはいえお客様の個人情報などは、お店ごとに管理する内容に応じて任意で入力していただければ結構です。
ただし姿勢分析の精度を出すには、とくに「身長」が重要になります。
身長ですか。
身長の数値が正確であればあるほど、ズレなどの推定が正確になります。
ですので、できれば身長を計測してから姿勢分析をおこなっていただくのが理想です。
とはいえもちろん覚えてらっしゃる範囲でも問題ありません。
ガイドに沿って撮影
顧客情報を登録できたら、姿勢分析に進めます。
わかりやすくガイドをつけてありますので、画面の指示に従って撮影するだけです。
せっかくですので撮ってみましょう。
トレーニングウェアに着替えてモデルになる安井さん。
そんなにスペースが必要なわけでもないんですね。割と近くから撮れそう。
そうですね。1畳くらいあれば、きちんとガイドに沿って撮影できます。
レポートが出力される
撮影がおわったら、だいたい30秒〜1分程度で分析が完了して、レポートが出力されます。
ほんとだ。ちょっと喋ってる間に出ましたね。
安井さんも普段デスクワークだと思いますけど、姿勢分類「正常」ですね。すごい。
ただ細かいデータや写真を見ると、ちょっとだけ気をつけたほうが良さそうな箇所もありますね。
とくに頭部の位置が気になりました。
普段から野球をしているので、姿勢には自信があったのですが……。
レポートをもとに宮下トレーナーからガチで姿勢診断を受ける安井さん。
なるほど。
トレーナーの役割がなくなるということではなくて、ePoseが姿勢診断のサポートをしてくれる感じがよくわかります。
そうですね。このアプリですべてが完結するというより、レポートをもとにトレーナーごとの見解や施術方法を提案しやすいバランスになっていると思います。
自分で作っておいてなんですが、やっぱりプロに使っていただいて診断を受けると違いますね。
説得力がすごいです。
姿勢分析アプリePose(イーポーズ)は接客の質を上げたいプロにおすすめ
今回は開発に関わったお二人から、ePoseについて色々なお話を伺いました。
素人目から見ても、ジムや接骨院で導入することで本当にたくさんのメリットがありそうなアプリだと感じます。
とくに施術中のコミュニケーションや体験レッスン時のフックに課題を抱えているお店などには、とてもマッチしているのではないでしょうか。
2024年中は完全無料でお試し開放されているとのことですので、ぜひとも導入してみてください。
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