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WriterQOOL編集部

キックボクシングの階級とは?団体ごとの階級一覧と、適正階級の調べ方

キックボクシングの階級とは?団体ごとの階級一覧と、適正階級の調べ方

キックボクシングは体重によって細かく階級が分かれている競技。試合出場を目指すなら、自分の階級を調べたうえでトレーニングを行っていく必要があります。
この記事ではキックボクシングの階級に関する基礎知識から、自分の適正階級の調べ方まで解説。具体例を交えながら、詳しくお伝えしていきます。

キックボクシングの階級の分け方は団体・大会ごとに違う

キックボクシングの階級の分け方は団体・大会ごとに違う

実はキックボクシングの階級は、団体大会によって基準が変わります。

仮に階級名が同じでも、団体や大会によって規定体重が異なる場合がほとんど。

「日本国内の団体」「世界規模の団体」でも大きく規定が変わるため、世界的な統一見解もないのがキックボクシングの階級制度の現状です。

そのため、試合に出る場合は「あくまで自分が出る大会」の階級を調べましょう。

ここでは代表的なキックボクシング団体や大会の階級一覧を、一例としてご紹介していきます。

ニュージャパンキックボクシング連盟の階級分け

階級名(全11階級)

体重

フライ級

50.80kg以下

バンタム級

53.52kg以下

スーパーバンタム級

55.34kg以下

フェザー級

57.15kg以下

スーパーフェザー級

58.97kg以下

ライト級

61.23kg以下

スーパーライト級

63.50kg以下

ウェルター級

66.68kg以下

スーパーウェルター級

69.85kg以下

ミドル級

72.57kg以下

ヘビー級

72.57kg以上

当サイトQOOL監修者の佐藤友則(リングネーム:TOMONORI)氏は、2006年にフライ級で王者を獲得しています。

一時期リングネームが話題になった「長島☆自演乙☆雄一郎」選手は、スーパーウェルター級の初代王者。

日本人で初めてキックボクシングと総合格闘技の王座認定団体でもあるISKAで殿堂入りを果たした国崇選手は、バンタム級の元王者です。

全日本キックボクシング連盟の階級分け

階級名(全10階級)

体重

フライ級

50.802kg以下

バンタム級

53.524kg以下

フェザー級

56.245kg以下

スーパーフェザー級

58.967kg以下

ライト級

61.689kg以下

スーパーライト級

64.410kg以下

ウェルター級

67.132kg以下

スーパーウェルター級

69.853kg以下

ミドル級

72.575kg以下

ヘビー級

72.575kg以上

キックの神様と呼ばれるほど激しい攻撃力を持ち、外国人として初めてムエタイの頂点・ラジャダムナン王者にもなった藤原敏男氏は、初代ライト級元王者です。

日本人初のK-1 WORLD MAX世界王者の魔裟斗選手は、ウェルター級の元王者。

武尊選手など日本で一番多くのキックボクシング・チャンピオンを育てた実績を持つ前田憲作氏はフェザー級の王者を獲得してます。

国際キックボクシング連盟の階級分け

階級(全17階級)

体重

アトム級

53.1 kg以下

フライ級

53.2 – 54.5 kg

バンタム級

54.6 – 56.4 kg

フェザー級

56.5 – 58.2 kg

ライト級

58.3 – 60 kg

スーパーライト級

60.1 – 62.2 kg

ライトウェルター級

62.3 – 64.5 kg

ウェルター級

64.6 – 66.8 kg

スーパーウェルター級

66.9 – 69.5 kg

ライトミドル級

69.6 – 72.3 kg

ミドル級

72.4 – 75 kg

スーパーミドル級

75.1 – 78.2 kg

ライトヘビー級

78.3 – 81.4 kg

ライトクルーザー級

81.5 – 84.5 kg

クルーザー級

84.6 – 88.6 kg

ヘビー級

88.7 – 97.7 kg

スーパーヘビー級

97.8 kg以上

世界で最も多くキックボクシングの世界タイトルを保持するキックボクサーとしてギネスブック(2002年度版)にも載っているドン・ウィルソン氏は1999年のクルーザー級王者。

「生けるブルース・リー」という異名を持つカン・リー氏は、ライトヘビー級の元王者です。

アメリカで最も偉大なキックボクサーの1人と称されるマンソンギブソン氏は、ライトクルーザー級の王者を獲得してます。

(女子)国際キックボクシング連盟の階級分け

階級(全12階級)

体重

ストロー級

51.40kg以下

アトム級

51.40 – 53.18kg

フライ級

53.2 – 54.5 kg

バンタム級

54.6 – 56.4 kg

フェザー級

56.5 – 58.2 kg

ライト級

58.3 – 60 kg

スーパーライト級

60.1 – 62.2 kg

ライトウェルター級

62.3 – 64.5 kg

ウェルター級

64.6 – 66.8 kg

スーパーウェルター級

66.9 – 69.5 kg

ライトミドル級

69.6 – 72.3 kg

ミドル級

72.4 – 75 kg

現在のONE Championshipの世界王者でもあるジャネット・トッド選手はアトム級の挑戦者。

ボクシングでは世界3階級制覇を達成し世界王座を18回防衛した伝説的ボクサーでもある、ホリー・ホルム選手はスーパーライト級の挑戦者です。

ヨーロッパで2回、世界で5回チャンピオンに輝いたアレクシス・ルーファス選手は、現在のバンタム級の王者を獲得してます。

キックボクシングの適正階級の調べ方

キックボクシングの適正階級の調べ方

自分の適正階級を決めるときに、実は明確な基準はありません。

練習を続ける中でトレーナーから適性も見てもらいながら階級を決めていくのがセオリーであり、その場でスパっと決めるのは難しいものです。

目安としては、試合を組んでもらえるようなレベルになってから一年ほどかけて適正階級が分かってくるようなスケジュール感が一般的。

あくまでトレーナーと相談しながら適性階級を決めていって下さい。

キックボクシングの階級分けに「身長」は関係ない

ちなみにキックボクシングの階級分けに、身長は関係ありません。

キックボクシングにおいては、身長差は試合の質を決める上で決定的な要素ではないと考えられているからです。

もし身長が高くても、腰を落として重心を安定させて構えるため、結果的に5cm高くても10cm高くてもさほど試合の優劣は変わりません。

つまり身長差に基づいて階級を分けても、試合の質に違いが生まれず階級の存在意義が感じられないため、階級分けに身長は関係ないのです。

キックボクシングの適正階級で試合に臨むには「計量」がカギ

キックボクシングの適正階級で試合に臨むには「計量」がカギ

キックボクシングにおいて適正階級で試合に出場するには、とにかく「計量」をパスする必要があります。

計量とは、階級分けを正しく行うために試合前に体重を計測する制度のこと。

キックボクシングでは体重差は勝敗に直結する要素になるため、計量にクリアできないと試合に出場できません。

ちなみに昔は「試合当日」に計量するのが当たり前でしたが、現在は「試合前日」の計量が一般的です。

多くの選手が10キロ以上も減量するような背景もあり、極限状態でそのまま試合に臨むのが危険だということもあり、主に安全面を考慮して制度が変わりました。

ただしアマチュアの試合では当日計量が採用されている場合もあるため、出場する大会ごとに規定を調べておきましょう。

計量時、体重オーバーするとそれなりの処置がある

計量時、体重がオーバーしてしまった場合、各団体のルールによって処置があります。

例えば、ある団体では減点を課した状態で試合を行うこともあります。あるいは別の団体では、対戦相手が試合をするかどうか選べるルールになっていることも。

しかしプロの試合は「興行」です。簡単には中止にできないため、体重超過した選手は勝ってもタイトルをもらえないというルールで試合が開催されることもあります。

自分だけの責任ではなく、所属ジムその他さまざまな方面に迷惑がかかるため、計量クリアには全ての選手が覚悟して臨んでいます。

適正階級で試合に臨み、最高のパフォーマンスを

キックボクシングの階級は団体や大会によって考え方が変わるため、出場する大会ごとに調べる必要があります。

基本的にはトレーナーと相談しつつ階級を決め、パフォーマンスをフルに発揮できるよう試合に臨んでいきましょう

QOOL編集部
プロとして実績のある身体づくりの専門家を監修者に迎え、正しいフィットネス情報を発信。クールなカラダをつくるためのモチベーションアップをお手伝いします。
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