キックボクシングの脚やせ効果とは?
キックボクシングは「無酸素運動(筋トレ)」と「有酸素運動」をミックスした運動。
正しいフォームでトレーニングを続ければ、間違いなく脚やせ効果が得られます。
- 下半身を中心とした筋肉を使うことで、脚が引き締まる
- 全身を動かすことで、脚の余分な脂肪が落ちる
主に上記2つの効果で、スラっとした魅力的な脚を作っていけるでしょう。
キックボクシングで脚やせ効果が出ない原因とは?
キックボクシングを始めた方の中には「全然脚やせに効果がない」「脚が逆に太くなった」という状況になる方もいらっしゃいます。
その理由として、主に「食事内容・生活習慣・蹴り方」の3つに問題があることがわかりました。
例えば「運動した以上に食べ過ぎている」「姿勢が悪くなる座り方や歩き方をしている」「脚の力だけで蹴っている」といった原因です。
ここでは「キックボクシングが脚やせ効果に繋がらない人の原因」を、3つに分けてお伝えしていきます。
カロリーの消費が追いついていない
摂取カロリーが消費カロリーを超えていると、いくらキックボクシングをしてもカロリー消費が追いつかず、脚に余分な脂肪が残ってしまいます。
例えば、トレーニングの達成感からジムの帰りにラーメンや揚げ物を食べてしまったり、頻繁にお菓子を食べてしまっている人が代表例。
摂取カロリーにも気を配らなければ、いつまでも脚やせ効果を感じることはできません。
生活習慣が悪い
生活習慣の悪さも、脚やせ効果の出にくさに繋がります。
例えば「デスクワークで同じ姿勢が続く」「塩分の多い食事をしている」という方は、脚がむくんで太く見えているだけかもしれません。
あるいは「よく脚を組む」「よくヒールの高い靴を履く」という方は、知らず知らずのうちに骨盤がゆがみ、脚が太く見えるような骨格になっている可能性もあります。
キックボクシングで引き締めるのは大切ですが、普段の生活にも気をつけていきましょう。
蹴り方が間違っている
キックボクシングのトレーニングのなかで、蹴り方を間違えてしまっていると、場合によっては脚が太くなる場合もあります。
キックボクシングでは全身の筋力を使い、脚を鞭のようにしならせて蹴るのが基本。
しかし初心者は脚だけに力を入れて蹴ってしまうことも多く、そうなると脚の筋肉が太く発達してしまう可能性もあります。
ぜひ正しい蹴り方をマスターして、綺麗なスラっとした脚を手に入れていきましょう。
キックボクシングで脚やせを目指す蹴り方のコツ
ここからはキックボクシングで「脚やせ」を目指す蹴り方のコツを解説していきます。
初心者のうちは蹴ることに必死で、とくに疲れてくると「綺麗なフォーム」にまで気が回りません。
知らず知らずのうちにミスしてしまいがちなポイントを例にあげながら「正しい蹴り方のコツ」を解説していきます。
太ももだけではなく全身の力を利用して蹴る
キックボクシングでは、太ももだけではなく全身の力を利用して蹴ることが大切。
初心者は脚だけを動かして蹴ってしまうことが多く、そうすると「太もも」の筋肉だけが強く鍛えられてしまいます。
全身を使った正しいフォームを身につけ、脚を引き締めていきましょう。
全身の力を利用して蹴るコツ
- 爪先立ちでステップして踏み込む
- 太ももの力だけではなく全身のバネを使って蹴る
上手くステップを踏むことで、ふくらはぎから太ももにかけて力が満遍なくかかり、脚を引き締められる正しいフォームになります。
呼吸を続け、リラックスして蹴る
キックボクシングで脚やせ効果を出すには、呼吸を止めずにリラックスしながら蹴るイメージを持ちましょう。
特に体力がなくなってきたときにありがちな行動が、踏ん張って息を止めながら連続で蹴ってしまうこと。
息を止めたまま運動すると脂肪燃焼効果が下がってしまうため、できるだけ自然な呼吸を意識しながら練習に励みましょう。
呼吸しながら蹴るコツ
- キック前に息を吸う
- 蹴る瞬間だけ止めて腹圧を上げ、息を吐く
意識して呼吸を多くすることで、運動による脂肪燃焼効果が上がります。さらに腹圧を高める訓練にもなり、お腹の引き締め効果も得られるでしょう。
ローキックよりミドルキックを練習する
キックボクシングで脚やせ効果を出すにはミドルキックより高いところを蹴ることが大切。
特に初心者の場合、疲れてくると蹴りやすいローキックを中心に練習してしまいがちです。
しかしローキックだと「ふくらはぎ」から「太もも」への刺激が足りず、脚やせには向いていません。
脚やせ効果を出すためには、基本のミドルキックを中心に練習していきましょう。
ミドルキックの正しい蹴り方
- 自分の身体の直線上に、左足を踏み込む
- つま先立ちになり、右手を前に出して身体のバランスを取りながら、右足を膝から上げる
- 相手に当てる瞬間に、右足を伸ばし切って蹴る
下記の記事では、キックボクシング元世界王者から教わった正しい蹴り方を解説しています。
あわせてご覧いただき、ぜひ正しいフォームを身につけて下さい。
連続して蹴るトレーニングも取り入れる
単発のキックだけではなく、連続して蹴るトレーニングも脚やせに有効です。
連続キックのトレーニングは体力的に非常につらく、初心者ほど避けて通りがち。
しかし運動量をあげて効率よく脚やせを実現するには、ぜひ連続キックも取り入れてみて下さい。
連続キックトレーニングのコツ
- 1秒間に2回を目標に、連続して蹴る
- 右脚10回、左脚10回を1セット×3が目安
- 激しく動くため、全身でバランスをとることが大切
運動量が格段に上がるため、脚の引き締め効果は抜群です。脂肪燃焼効果も高く、さらに体力もつく最高のトレーニングになるでしょう。
脚やせだけじゃない。キックボクシングのダイエット効果とは?
キックボクシングは、ただ脚やせ効果が高いだけの運動ではありません。
パンチやキックの動作は全身の筋肉を使うため、キックボクシングを続ければ体全体の引き締め効果も見込めます。
ここでは「脚やせ効果」の他にもある、キックボクシングの魅力的なダイエット効果を見ていきましょう。
ウエストが引き締まる
キックボクシングはウエストの引き締め効果も高い運動です。
「キック」による脚の上下運動や「パンチ」による脇腹のひねりがポイント。
キックボクシングの動作がウエストに強力な刺激を与えてくれるため、魅力的な「くびれ」作りに繋がるでしょう。
キックボクシングを続けていけば、理想のウエストも手に入れられます。
基礎代謝が上がり、太りにくくなる
キックボクシングで全身の筋肉を鍛えていくと、それに比例して基礎代謝まで上がり、太りにくい体質を目指せます。
筋力をきたえて代謝を上げつつカロリー消費にも繋がるのがキックボクシングの魅力。
筋トレとジョギングの良い所を組み合わせたような運動で、これほどダイエット効率の良いトレーニングはなかなかありません。
トレーニングを続けるほど「やせ体質」に近づいていくため、将来的なリバウンド防止にも繋がるでしょう。
ヒップアップ効果がある
キックボクシングにはヒップアップ効果もあります。
特にミドルキックやハイキックで「高い位置を蹴る動作」がポイント。
お尻にとても強い刺激が加わり、キュッと引き締まったヒップが手に入るでしょう。
キックボクシングを続けると「お尻」から「ふくらはぎ」にかけたシルエットが美しくなるため、きっと今よりもっと綺麗にスキニーを履きこなせる日が訪れるはずです。
キックボクシングで脚やせして、理想のスタイルへ
キックボクシングは、脚やせ効果の高い運動です。
自宅でもジムでも、とにかく正しいフォームでトレーニングすることが大切。加えて生活習慣も見直しながら、スラっとした下半身を手に入れていきましょう。
下記の記事も参考に、ぜひキックボクシングを続けて理想のスタイルを手に入れて下さい。
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