二の腕を引き締めるための筋トレ
そもそも二の腕がたるむ原因はむくみがほとんどです。筋トレで引き締めそして血流促進を狙えば、すぐにでも細い二の腕が手に入るはず。
さっそく今から始めていただくため、まずは簡単で効果的な筋トレをご紹介。
具体的には上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)という筋肉を鍛えていくトレーニングです。
ダンベルを使用したメニューと道具なしでできるメニューを紹介しますが、ダンベルがない場合は500mlのペットボトルで代用可能。
水を入れた0.5kgの重量で物足りなければ、砂を入れて約1kgにすることもできます。今から早速準備してみましょう。
二の腕に効果的な筋トレメニュー
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まずはダンベルを使うメニューからご紹介します。実は道具を使わない筋トレよりもカンタン。
というのも、例えばのちほどご紹介する「腕立て伏せ」だと、自分の体重の半分以上を腕で支えることに。
そう考えると2kgのダンベルのほうが扱いやすく、初心者にこそおすすめなトレーニングと言えます。
道具あり|ダンベルフレンチプレス
「フレンチプレス」は腕の裏側の筋肉を大きく伸縮させる運動。肘の曲げ伸ばしのみの単純な動きですが、二の腕引き締めに効果的な「上腕三頭筋」をしっかりと鍛えられます。
やり方
- ダンベルを縦にし、手の平が上になるように両手の親指と人差し指で輪を作る
- 肘を曲げて、頭の後ろでダンベルを持つ
- 耳の横に腕がくるように、肘をまっすぐ伸ばしながらダンベルを頭上に持ち上げる
- 肘の位置は固定したまま、肘を曲げて最初の状態に戻る
得られる効果
- 二の腕の引き締め
道具あり|ダンベルキックバック
「ダンベルキックバック」は、ダンベルを持った腕を後ろに伸ばすことにより、二の腕の筋肉を伸縮させる運動。
軽い負荷でも意外とキツく、効果を実感しやすいトレーニングです。
やり方
- 椅子に手と膝を置く
- もう片方の手でダンベルを持ち、肘を直角に曲げ前傾姿勢をとる
- 肘を固定し、腕を伸ばしながら手のひらが天井を向く方向に少しひねり、二の腕を完全に収縮させる
- 肘を固定したまま、ゆっくりもとの姿勢に戻る
得られる効果
- 二の腕の引き締め
- 二の腕のむくみ解消
道具あり|ダンベルプレス
ダンベルプレスはダンベルをバーのように持ち、肘を曲げ伸ばしするトレーニング。胸と二の腕の両方を鍛えられる女性に嬉しい種目です。
やり方
- 仰向けになり肩甲骨を寄せて、肘を伸ばしダンベルを上げて構える
- 胸にストレッチを感じるところまでダンベルを下ろす
- 肩甲骨を寄せたまま、ダンベルを押し上げる
得られる効果
- バストアップ効果
- 二の腕の引き締め
次は道具を使わない筋トレをご紹介します。体一つで鍛えるものから、椅子や台を利用して鍛えるものまでピックアップしました。
ダンベル筋トレよりも少し、負荷は上がります。筋トレに慣れてきた頃に試してみて下さい。
道具なし|リバースプッシュアップ
「リバースプッシュアップ」は、椅子や台を利用する運動。腕の力だけで体を支えるため、ダンベルよりもキツく感じるはず。
道具ありのトレーニングだけでは物足りない方は、ぜひチャレンジしてみてください。
やり方
- 椅子に背を向け、座面に手を置いて膝は軽く曲げる。このとき、手は肩幅にセットする
- 肘が外側に広がらないよう90度になるまで曲げる
- 元の位置に戻り、同じ動きを繰り返す
得られる効果
- 二の腕の引き締め
- 姿勢改善
道具なし|膝つきナロープッシュアップ
「ナロープッシュアップ」は、両手を付く位置を肩幅より狭くした体勢で行う腕立て伏せ。
手の位置がポイントで、例えば肩幅より広くすると胸の筋肉に効いてしまいます。二の腕引き締めなら、「手幅は肩幅より狭く」が基本です。
やり方
- 床に膝をつき、両手は肩幅よりも狭い位置に置く
- 脇を締めながら肩甲骨を寄せ、肘を曲げて下がる
- 胸が床につく直前まで体を下げたら、もとの位置に戻る
得られる効果
- 二の腕の引き締め
- バストラインの維持
二の腕の引き締めに役立つストレッチとマッサージ
ここでは二の腕の引き締めに効果的なストレッチやマッサージをご紹介。気になるものはどんどん取り入れていきましょう。
二の腕引き寄せストレッチ
まずは筋トレ後に取り入れたいストレッチ。二の腕を伸ばすことを意識して、しっかりとクールダウンしておきましょう。
日常生活では伸ばす機会が少ない部位。この機会にほぐしておけば、肩こり解消にも繋がるかも?
やり方
- 伸ばしたい方の腕を上げる
- 肘を曲げ、反対の手で伸ばす方の肘を持つ
- 肘を頭の中心に向けて引く
- そのまま20秒キープ
- 左右交互に3回ずつ行う
注意点
- 体を前に倒さない
- 伸ばす方の手の平を、肩甲骨の位置まで引っ張る
二の腕たるみ解消エクササイズ
手を後ろで組んで深呼吸するだけの簡単エクササイズ。
筋トレよりも簡単にできるため、オフィスや自宅でも思い立ったときにすぐにできるのもメリット。続けて行うことで、二の腕がスッキリします。
やり方
- 両手のひらを背中側で合わせる
- 手を合わせたまま3回深呼吸する
- ゆっくり手をおろす
- 5回繰り返す
注意点
- 肩甲骨を寄せるように意識しながら手を合わせる
- 背筋をまっすぐに伸ばして行う
二の腕リンパマッサージ
二の腕を引き締めるためには、筋トレ、ストレッチと併せてマッサージを行うのも効果的。
リンパの流れを改善し、老廃物を流し、むくみを取るのが目的です。脂肪を洗い流すようなイメージでマッサージしてみましょう。
ボディークリームなどで滑りをよくすると、より効果的です。
やり方
- 脇の下あたりを強めに5秒押す
- 手首から脇の下に向かって、反対の手でさする
- 腕の外側と内側両方行う
- 一方の手を真っ直ぐ伸ばす
- 反対の手で手首を圧迫するように強く掴み、5秒数える
- 脇に向かって下から上に押し上げるイメージで、少しずつ移動させる
- 脇まできたらマッサージした手を上に伸ばす
- 反対の手で手首から脇に向かって腕の内側を5回さする
注意点
- さする時はやさしく
- 入浴後に行う
二の腕の筋トレに関するQ&A
Q.二の腕が太くなる理由は?
A.「皮膚や脂肪のたるみ」「脂肪の蓄積」「セルラルトの蓄積」の3つが主な理由です。
二の腕と呼ばれる「上腕三頭筋」は、実は普段の生活であまり使わない筋肉です。
たるんでしまったり、血流が悪くなったりしやすいのはその理由。
つまり今回の記事でご紹介した、筋トレやストレッチ、マッサージなどで引き締めることが「二の腕痩せ」の近道です。
Q.二の腕は筋トレすると太くなる?
A.家で軽く筋トレするくらいでは太くなりません。
たとえば非常に重い重量でトレーニングをしたり、毎日ひたすら腕立て伏せをし続けたり、加えてオーバーカロリーで適切な栄養を摂取していれば太くなるでしょう。
筋肉をつけて太くするのは、それだけ大変だということ。
つまり今回ご紹介したような、軽い負荷のダンベルや筋トレでは、引き締まる程度で太くはなりません。安心してチャレンジしてください。
Q.二の腕の部分痩せはできますか?
A.引き締めはできますが、部分痩せはできません。
たとえば単純に食事のカロリーを減らすと、全身の脂肪と筋肉が少しずつ落ちていきます。つまり部分痩せは不可能。
そこで取り入れたいのが筋トレ。筋力を鍛えることで見た目が引き締まり、結果的に細く見せることができます。ぜひ今回の記事の筋トレに取り組み、理想の二の腕を手に入れて下さい。
二の腕を引き締めるには、まずは筋トレから
理想の二の腕を手に入れるためには、根本的には筋トレが大切です。
場合によっては少し摂取カロリーを調整していけば、さらに効率よく引き締めが叶うでしょう。
おすすめしたグッズやマッサージも取り入れながら、ぜひ二の腕の引き締めにチャレンジしてみて下さい。
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